ハーブを育てている方に

ハーブ
くぅ

ららさん
うちのベランダにも
たくさんハーブが育っているね!

らら

そうだね。くうさん!
育っていっぱいになったハーブを
どうやって使ったらいいか
今日 ママさんが話してくれるらしいよ。

ハーブの使い方


今回は大きく使い方を説明させて頂きます。

ハーブティー

水様性の成分を取り出して楽しむ方法です。ティーは有用な成分が体に吸収されやすくビタミン、ミネラルなどの栄養素も吸収できます。1日3-4回に分けて1杯ずつ頂きましょう。


お湯で入れる方法:ティーポットにハーブを入れて暑いお湯を注いで抽出します。花や葉はふたをして3分、種や果実は5分蓋をしてむらしましょう。フレッシュハーブの時は若い葉や花を摘み、すぐ洗ってハサミで切って使いましょう。


水で入れる方法:水出しなので時間はかかりますが、カフェインやタンニンなどが抽出されにくくなります。加熱せず、時間をかけて抽出するので、使用する容器は熱湯消毒して使いましょう。煮沸消毒した容器に細かくしたハーブと常温の水を冷蔵庫で6-8時間置く。

ーバルバス

ハーブを直接入れる方法と、ティーを作ってバスにいれる方法があります。また 入浴方法も全身浴、半身浴、部分浴があります。

ハーバルバスの働き
1)体が普通の入浴より温まります、ミネラルが肌の表面に薄い膜を作るため、入浴後も保温されます。
2)スキンケアでは、使うハーブによって炎症を鎮め、保湿、抗菌などの作用があります。肌の状態を整え、にきび、あせもの予防につながります。

3)ハーブに含まれる精油成分がお湯に溶けて熱で揮発します。その湯気を吸って鼻やのどのトラブルを改善、血行改善、リラックス効果が期待できます。

入浴方法

1)全身浴
浴槽にたっぷり湯をはり、肩までゆったりつかる方法です。体が温まり、血行がよくなり、疲労回復、肩こり改善などに効果が期待できます。ティーパックなどにハーブを入れておくといいでしょう。入浴は時間をかけて、温度は38-40℃のぬるめのお湯に入りましょう。ハーブ20g目安。

2)半身浴
浴槽に少な目にお湯をはり、みぞおちあたりまでつかります。全身浴より心臓などへの負担が軽く長時間の入浴にお勧めです。血行、代謝を良くしてお湯につかった部分の緊張をほぐします。ティーパックにハーブは入れて、20g目安です。

3)部分浴

お湯にハーブを入れて手や足だけをつける方法です。足のむくみ、手足の疲れ、冷えなどだけでなく、全身の血行もよくなり疲労回復なども期待できます。スキンケアの効果も。。
手浴法:洗面器に5gのハーブをいれて熱湯を注ぎ、5分抽出する。お湯を適当な温度にして手首から先をひたし、冷えたらお湯を加える。
足浴法
両足が入る大きさのバケツに5gのハーブを入れて熱湯を注ぎ、5分以上抽出する。温度を調節してくるぶしの少し上まで両足をひたす。冷めてきたらお湯を加える。

アロマバス


精油(植物のもつ揮発性の芳香成分)を使うアロマバス。お湯に精油を入れ、よく混ぜて入浴します。入れすぎると刺激を感じ、不快に感じることもあるので、量を考えましょう。
全身浴 1-5滴
半身浴 1-3滴
手足浴法 1-3滴
妊娠中、授乳中、病気の時、お年寄りなどは、使用量や使用できない精油に十分に注意して使いましょう。妊娠初期は精油は禁止、妊娠中期、後期はペパーミントは使用できません。1歳未満の乳児には使用しません。

バスソルト


ハーブに天然塩を加えた入浴剤もお勧めです。天然塩は血行をよくして筋肉の緊張をほぐし、疲れをとる働きがあります。ティーパックに入れましょう。目安は全身浴、半身浴で20gです。精油も使えます。バスソルトの保存は湿気をさけ密閉容器にいれて冷暗所で保存しましょう。作った日を書いて1週間以内に使いましょう。

お勧めレシピ
リラックスのため:緊張、不安があり、神経を穏やかにするハーブ。どれも爽やかな香りを楽しみましょう。
ジャーマンカモミール:ラベンダー:柚子=1:1:1

血行改善のため:風邪のひき始めや肩こりなど、血行をよくして体を温め、筋肉の緊張を和らげるレシピです。
ジャーマンカモミール:ローズマリー=2:1

冷えの改善のため:冷え性は血行の悪さが原因です。血行をよくするハーブを使いましょう。
ジャーマンカモミール:柚子=2:1


わたし

家でハーブが残ってしまったら
是非ハーブバスにしてみましょう。

これから、フェイシャルケアやクラフトなどに
ついて書かせて頂きます。

             参考:ハーブライフ

ハーブ図鑑・知っておきたい定番人気ハーブ18種類!|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
ハーブにはたくさんの種類があります。ここでは料理やクラフトなど、いろいろ使えて満足の人気ハーブ18種を紹介します。<br/>独特な香りや風味をもち、暮らしに役立つ植物をハーブと呼びます。身近に育てて、いろいろな楽しみ方を試してみませんか?*手軽に香りを楽しむハーブでも、食べたり、皮膚に触れたりすると、体質や...

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事