最近 なんだかはっきりしないお天気が多いね。
やっぱり 梅雨の季節なんだね。
今日の写真
思い出の山荘っぽいって
ママさんのお友達がカードを送ってくれたんだって。。
高原は雨の日でも、マイナスイオンがいっぱいで
本当に心が洗われるんだよね。。
皆様 ごきげんよう。はっきりしないお天気の中 いかがお過ごしでいらっしゃいますか?コロナは少しずつしか減らず、お天気ははっきりせずでは、何だか気持ちが落ち込んでいる方も多いのではないでしょうか?ライオンキングの中で、ティモンとプンバァの会話によくでてくるハクナマタタという言葉を知っていますか?これはスワヒリ語で、心配ない、くよくよするな、どうにかなるさの意味だそうです。本人が思うほど問題は大きくないのかもしれませんね。同じ時間を生きるのなら、明るく前向きに生きてみてもいいかもしれません。ハクナマタタ ハクナマタタ ハクナマタタ。。。。
季節の薬膳 梅雨
以前にま書かせていただいたと思いますが、梅雨の季節は湿気は多いのと関係して、私達の体にも湿がたまりやすくなっています。湿の影響を受けると、下痢、軟便などの脾胃のトラブルや、重い、滞る、濁るなどの症状が下半身に起りやすくなります。湿をとる食品をとるように致しましょう。では湿をとるにはどうしたらいいでしょうか?
●尿として出す。
●汗として出す。
●脾の働きを良くする。
脾は五臓の中でも、湿を嫌う臓です。湿を生む食材の食べ過ぎに注意し、湿を出すように致しましょう。
肉団子とトウモロコシのスープ
豚肉や山芋で気陰を補い、トウモロコシで余分な湿をとり、棗や生姜で脾を補う献立です。
材料
豚小間 100g
トウモロコシ 1本
山芋 100g
棗 4個
塩コショウ 少々
ごま油 少々
生姜 少々
青味野菜 適宜
片栗粉 少々
酒 少々
醤油 少々
作り方
1)豚小間と生姜の擦った物、塩コショウ、片栗粉、酒を混ぜておく。
2)トウモロコシは実だけをとっておく。
3)お湯の中に生姜と酒、スープの素を入れて沸騰させる。
4)そのスープにとうもろこしと薄切りにした山芋、棗を入れて茹でる。
5)火が通ったら、肉だんごをいれて、塩コショウ、醤油で味を整える。
6)最後にごま油、青味の野菜を乗せる。
焼きそら豆
そら豆は脾胃の働きを高め、余分な湿をとる旬の食材です。そら豆の美味しさを生かし、手軽に頂く方法をご紹介致しましょう。
材料
さや入りそら豆 5本
作り方
1)そら豆をさやごとよく洗い、ざるにあげておく。
2)オーブン、グリルでそら豆をそのまま焼く。
3)皮がこげてしんなりしたら、出来上がり。
ハト麦お汁粉
陳皮、昆布、ハト麦も大豆の利尿作用を助ける。冷えが強い方は砂糖を黒糖にしてみましょ
材料
小豆 100g
水 2000cc
きび砂糖 70g
昆布 少々
陳皮 少々
ハト麦 20g
作り方
1)大豆はよく洗い、ざるにあげておく。
2)陳皮は水につけてもどしておく。
3)300ccのお水に大豆を入れて強火で沸騰したら、200ccの水を加え、また沸騰して2分したらザルにあけて流水で洗う。
4)鍋に2000ccの水、小豆、砂糖、昆布、陳皮を入れて、強火にかける。沸騰したら弱火にしてコトコト煮る。
5)頂く前に茹でたハト麦を加える。
食品紹介 小豆 トウモロコシ そら豆
小豆
中国原産のマメ科の植物。平安時代に本草和名に書かれている。日本では主に北海道で栽培されています。食物繊維が豊富で肌荒れ、便秘に。。梅雨の新陳代謝が落ちる時にお勧めな食材です。
性味:甘 酸 微寒
帰経:心 脾 小腸
成分:アントシアンニン(活性酸素除去 血小板凝固抑制)
サポニン(利尿作用)食物繊維、鉄、カリウム、ビタミンB1
働き:利尿作用でむくみなどを改善、炎症をとり、毒素を分解する。
適応:浮腫み改善、脚気、膀胱炎、尿道炎、皮膚の痒み、産後の母乳不足。
献立:脾の機能低下による浮腫みには小豆、米粥
産後の母乳不足には、棗と小豆を煎じ頂く。
トウモロコシ 玉米
暑い夏の栄養補給に。食物の消化吸収を助けるので、疲れや胃が弱っているときなどにお勧めです。
性味:甘 平
帰経:大腸 胃 肺
成分:食物繊維 VB1 VB2 VE ナイアシン Fe
働き:胃の働きを改善し、食欲不振改善。利尿作用で浮腫み改善、血圧コントロール。血中脂質抑制
※胃腸が弱い方は食べる量に注意。生薬としては実より、ひげの方が効果がある。
そら豆 蚕豆
胃腸の消化吸収力を強め、体の余分な水分を出してくれます。
性味:甘 平
帰経:脾胃
成分:K Ca ナイアシン VB1 VB2 VB6 イソフラボイド 葉酸
働き:脾の働きを高め、余分な水分をとり、浮腫み改善。脾胃の働きをよくし、胃酸を押さえ、腹痛を改善する。
※食べ過ぎは消化不良をおこす。
参考;薬膳シンプルレシピ
子供たちはトウモロコシやそら豆が大好きです。
湿気の多い日本の梅雨。
この季節は湿邪に注意するようにいたしましょう。
梅雨の季節は冷たい物、生もの、甘い物の食べ過ぎに
注意しましょう。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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