運動について    1

健康管理士
らら
らら

最近 ママさん
運動しなくなっちゃて。。

わたし
わたし

ララさん
良く知っているわね。
私は運動しなくて、体重が増えてくると体調が悪くなるのよね。
コロナ前はヨガに通っていたけど、今はやめているから。。
時々ラジオ体操などをしているけど。。
今年はラジオ体操と太陽礼拝を続けようと決めました。
それで 今日から運動の大切さと皆さんがよくするスポーツ、
ゴルフと水泳について書かせて頂きますね。

くぅ
くぅ

ママさん
運動は大切だよ。
先日も転んだって言ってたでしょう。

わたし
わたし

そうなのよ。
自分でも信じられないけど、
道で前に転んでしまったの。
きっと 足がしっかり上がらず、
つま先がつっかかったのだと思うわ。
運動 頑張ります。

運動不足病って知っていますか?
今までは疾病がない事を健康と考えてきましたが、現代は運動不足による半健康者が増えてきていると言われています。駅でもエスカレーターやエレベーターがあり、移動も車など利用して身体的労働の機会が少なくなっています。そのため、運動不足病が増え、脳血管障害、心疾患、高血圧、糖尿病、肥満などを招きます。健康は運動、栄養、休養の3つのバランスで維持され、体力を向上させていくのです。

くぅ
くぅ

ママさん
頑張らなくちゃね。。

わたし
わたし

皆が良く体力があるとか、ないとかいうでしょう。
体力ってなにか調べて見ましょう。

スポーツジムの建物のイラスト

それでは運動不足病と言われるものにはどんなものがあるのでしょうか?
●骨粗しょう症
●肥満
●筋肉がおちて体の痛み
●糖尿病
●心疾患‥等

例えば、運動不足で、筋肉の萎縮、体脂肪の増加、疲れやすさ、心機能低下、心拍数増加、最大酸素摂取量減少、血流低下などの影響が出てきます。

では、運動するとどうなるのでしょうか?筋肉の発達、体脂肪減少、体力アップ、疲れにくくなる、心機能向上、血流量増加で安静時心拍数減少、呼吸筋強化で最大酸素摂取量増加などです。

体力とは?
体力は行動体力と防衛体力に分けられます。
行動体力とは、いろいろな運動を行ううえでその能率を作用するものです。
防衛体力は気候の変化や病原体、ストレスなどを克服する力、抵抗力、免疫力、自然治癒力などと言われています。片方が優れているからといって療法優れているとは言えませんが、運動を行う習慣は両方を向上させると言われています。

行動体力には、行動を起こす力(筋力 瞬発力)行動を調節する力(平衡性 巧緻性)維持する力(持久力)があります。
防衛体力には、物理的ストレス(寒暖 圧力)科学的ストレス(スモッグなど)生物的ストレス(細菌 花粉 すいみん運動)精神的ストレス(不安 心配事)などがあります。

あなたの体力は何歳でしょうか?


家庭でできる簡単な体力テストをご紹介しましょう。

1)健康注意度
過去一か月以内に体重を測りましたか?血圧を測りましたか?健康診断を受けましたか?
はいが一つ  1点  
はいが二つ  2点  
はいが三つ  3点

2)運動習慣
30分以上戸外を歩いていますか?10分以上の運動をしていますか?ラジオ体操をしていますか?
はいが一つ  1点  
はいが二つ  2点  
はいが三つ  3点

3)背中で握手
右腕を右肩から後ろ、左腕を背中からのばしてつまめますか?
指が触れない  0点  
指が握れる   1点 
反対もできる  2点

4)体前屈
直立して膝を曲げず前屈
両手先が床につかない  0点 
3秒床につく      1点 
3秒掌がつく      2点

5)かかし立ち
両手を水平に開き片足で立つ
20秒立っていられない  0点 
20秒立っていられる   1点 
目をつむって20秒立てる 2点

6)ジャンプ
ジャンプしてむきを変える
180度きちんと止まれない 0点 
180度ぴたりと止まれる  1点 
360度でぴたっと止まれる 2点

7)体ころがし
仰向けに寝て手足を床から上げる
半回転するとき手足がつく   0点 
手足をつけないで反転できる  1点 
手足をつけないで1回転できる 2点

8)腹筋
床に足を投げ出して座る。手は床に。足先で大きく空中にいろはを書く
ほまで行かない  0点 
ほまでできる   1点 
ぬまでできる   2点

9)摘み草とり
片足で立ち、あげた足は床につけず前かがみになり指先を床につける
10回前にぐらつく    0点 
ぐらつかず10回できる  1点 
ぐらつかず15回できる  2点

※点数を足してみましょう。
15点以上  20歳代
13-14点 30歳代
10-12点 40歳代
8-9点   50歳代
7点以下   60歳代

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運動の仕方

運動はがむしゃらにすればいいものではなく、どの運動をどのように実施すれば、安全で効果的かをしる事が大切で、そのために運動プログラムを作ることを運動処方と言われています。
目的、年齢、性別、体力、健康度によって①種目②運動強度③運動時間④運動頻度が関係してきます。
一つ一つについてみていきましょう。

運動種目
有酸素運動と無酸素運動があります。それぞれについて書かせて頂きますね。

有酸素運動
継続的で比較的弱い力が筋肉にかかる運動で、体内の沢山の酸素を取り込み、脂肪や糖をエネルギーにしていきます。血流量が安静時の3-8倍、10分以上続けられる、運動中にハアハアする、汗ばむが苦しくない、健康、体力維持にはお勧め。呼吸、循環器機能改善、肥満予防、散歩、自転車、水泳などです。

無酸素運動
瞬間的、非持続的で筋肉にあるグリコーゲンが原料です。2分以上続けられず、終わった後激しくハアハアする、筋肉を刺激して筋力増加、骨量増加、関節機能の維持などの効果が期待できます。

運動強度
最大酸素摂取量50-70%が望ましいと言われています。運動中の息切れや脈拍が強さの目安です。

最大心拍数(1分)=220ー年齢
目標心拍数=(220-年齢)×目標強度
あるいは
目標心拍数={(220-年齢)ー安静時心拍数}×目標強度+安静時心拍数

他に自分で感じるきつさで判断する自覚的運動強度というのもあります。

ちなみに強度のものは筋力、瞬発力などに効果が、軽度のものは交流やリラクゼーション、趣味に。中程度のものが肥満防止や血流量やホルモン分泌、心拍数や血圧など健康増進に関係します。

運動時間
今までは目標心拍数で、20-30分の運動と言われていましたが、1回10分を3回でも30分継続するのと同じ効果があると言われています。

健康維持のため、1日30分以上の有酸素運動を
1日300kcalの運動を

運動頻度
一般に運動頻度が増える程、最大酸素摂取量も増加しますが、週3日以上では横ばい。2日以下では効果がさほどないと言われていますので。週3日を目標にしましょう。

 

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                             参考;ほすぴ

わたし
わたし

運動をすると生活ではどうなるでしょうか?
運動すると食欲がでて快便に。筋疲労でよい睡眠に。
運動不足では食欲がなく便秘がち、不眠でイライラに。
次の点に注意して運動をするように致しましょう。

運動をする前の注意
●体調はよいか
●満腹 空腹ではないか
●服装靴は適しているか
●苦しい めまいはないか
●ウオーミングアップ、クーリングダウンをいれる
●水分補給をする
●無理しない

【NHK健康】運動の健康効果
運動は、血圧や血糖値を下げて善玉コレステロールを増やし、動脈硬化予防につながります。要介護の要因「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」や、筋肉が急激に減る「サルコペニア」予防にも大切。心の健康にも良い影響があります。目的にあった運動を無理なく行いましょう。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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