ママさん
いよいよ ゴルフだね。
ゴルフはよくなんとかオープンってやってるものね。
ララさんも覚えている。
父とゴルフを一緒に行ったでしょう。
懐かしいわよね。。
ゴルフには4つの大きな世界大会があるのよ。
マスターズトーナメント
全米プロゴルフ選手権
全米オープン
全英オープン
そうそう 全米オープンとか言ってた。
ゴルフは服装とかうるさいんでしょう?
そうね。
14世紀に羊飼いたちが遊びとしてはじめたものみたいよ。
初めは庶民的なものだったのに、専用の道具や場所を使う
スポーツになって庶民の娯楽から裕福な方のスポーツに。
襟付きの服、ジーンズ、Tシャツ、短パン禁止。
自己申告制で、一緒にプレーする方には敬意を表し、
フェアプレーする事が大切なのよ。
羊飼いさん達のスポーツだったんだ。
そうなのよ。
14-15世紀にスコットランドで暮らす羊飼いたちが
杖のようなもので、小石を打ってあそんでいるうちに、
偶然に野兎の巣にはいってしまったのがきっかけで広まった
らしいのよ。
ゴルフの発祥の地はセントアンドリューズ。
そして日本には1901年神戸の六甲山の神戸ゴルフ倶楽部
が最初ね。もちろん ボールやクラブもはじめは木から
始まったのよ。
ゴルフの豆知識
ゴルフコースの名前
●ティーグラウンド;各ホールの一打目を打つスタート場所
●グリーン;各ホールの終点。カップを設置してある所
●フェアウエイ;ティーグラウンドからグリーンまでの芝で整理されているところ
●ラフ;フェアウエイの外で長い芝や草木が生えているところ
●バンカー;砂でできた窪地
●ペナルティーエリア;コース内の池など水のある所とその周り
●OB;プレー禁止区域
ゴルフスイングの種類
●アドレス;ボールに対しクラブを構える
●テイクバック;腕を後ろにひく
●バックスイング;クラブを振り上げる
●トップ;振り上げたクラブの頂点
●ダウンスイング;トップからクラブを振り下ろす
●インパクト;クラブの先端がボールに当たる瞬間
●フォロースルー;ボールを打った後
●フィニッシュ;スイングが終わった時の姿
ゴルフクラブの種類
●ドライバー;1番ヘッドが大きくて長いクラブ。最も遠く飛ぶ。
●フェアウエイウッド;ドライバーのヘッドを小さくしている。地面にあって遠くに飛ばす
●ユーティリティ;フェアウエイウッドとアイアンの間
●アイアン;複数の種類があり、ヘッドの角度が変わる
●ウエッジ;アイアンより短い距離を打つためのクラブ、グリーン周り、バンカーで使用
●パター;グリーン上でボールを転がす
ゴルフで鍛えられる筋肉 関節
ゴルフのスイングは体の軸を安定させる事が大切です。腹部、腰部、背中、大腿部、臀部、骨盤周辺の筋肉。股関節、背骨、肩甲骨などの関節が関係します。ゴルフは下半身を固定させ、上半身を背骨を軸にひねります。それぞれの動きに応じて考えてみましょう、
●アドレス
ボールに対して構える時、上半身の余計な力を抜く事が大切です。アドレスには腹直筋、腹横筋の体幹を緊張して軸がぶれないように致しましょう。
●テイクバック
クラブの反動をつけるため腕を後ろにひく動作です。腹筋と背筋の力を意識しながら行うのがpointです。背骨を軸にして上半身をひねると背筋、太ももの内転筋、脛の筋肉に負担がかかります。テイクバックを開始すると股関節で踏ん張る事が大切です。
●バックスイング
クラブを振り上げる動作です。肩ではなく胸を回す事が大切です。腹筋や背筋も使え深く体をひねる事ができます。
●ダウンスイング
トップからクラブを振り下ろす動作です。右半身に溜まったパワーを左半身につなげる事がpoint! 主に使う筋肉は下半身と腹筋、背筋です。バックからダウンスイングに変わる時、上半身と下半身が引っ張り合い大きなパワーが生まれます。これをためと言います。
●フォロースルー
ボールを打った後の動作をいいます。腰をしっかり回転させる事が大切です。股関節の柔軟性が大切です。
ゴルフと健康
1)股関節の柔軟性
ゴルフのスイングで大きな役割を持っているのが股関節です。ゴルフには筋肉をつよくすることと柔軟性が必要です。特に動的柔軟性(関節可動域における動きやすさ)、筋肉のしなやかさが必要です。股関節に十分な柔軟性があると無理なく上半身、下半身の捻転差が生まれ、パワーがでます。腰を回転させるとは股関節が骨盤を回転させるのです。股関節は腸腰筋から大腿骨の付け根、お尻の筋肉、太ももの筋肉です。股関節の動きで問題になるのは骨盤のゆがみです。骨盤が左右に傾いていると股関節が詰まってしまいます。ゴルフを通じて股関節の柔軟性、可動域、骨盤の位置、姿勢を意識していきましょう。
※股関節の柔軟性が高まると歩行速度が速く、転倒予防になります。また動かせる体の範囲が増え、使う筋肉が増え基礎代謝アップで、血流改善、新陳代謝が活発になり太りにくくなります。
2)体幹を鍛える
体幹とは頭部と頸部、四肢以外の胴体を言います。腹筋群、背中筋、骨盤周りの筋肉が重要な働きをします。ゴルフは体幹の動きが重要です。体幹の動きがスイングのバランスを調え、前傾姿勢の維持に影響します。
※体幹の強化や活性化はゴルフの技術上達意外に、日常生活でも大切です。体幹を鍛えると腰椎や胸椎が安定し、背筋が伸び姿勢が良くなります。自分の筋力で骨をベストポジションにもどせるので、腰痛肩こりの改善になります。筋肉は関節を支え安定させる事ができるのです。他にも基礎代謝量増加、肥満解消、内臓の活性化、疲労軽減などの効果もあります。
3)有酸素運動の効果
歩くスポーツと言われるゴルフ、18ホールを歩くと5-6km、12000-18000歩と言われています。全身の筋肉の70%は下半身にあるので血流アップで心臓の機能が高められます。歩く事で血液循環機能アップ!歩くと酸素を多く消費し肺の機能もアップ!そのためダイエット、デトックス効果も。心肺機能向上で酸素を多く取り組むので、脳が活性化されます。
※歩くことでゴルフのプレーのリズムをつくることもでき、次のショットを考える時間になります。歩き方を工夫してスイングが良くなり、姿勢の改善につながりますね。
4)ゴルフとメンタルを鍛えよう
ゴルフはさまざまなメンタルがプレーに影響します。なぜなのでしょうか?まず、打つボールが止まっていることです。止まっているボールを打つのは簡単だと無意識のうちに思ってしまい、実際にはうまくコントロールできず緊張してしまいます。4-5時間かけてプレーするのに、実際は10分程度で、後は歩いたり考えたり、同伴者の結果など心を乱すものが沢山あります。
※安定した心を保つためには、結果を欲張りすぎず、自然豊かなコースを楽しみましょう。また 呼吸で乱れた心を調えましょう。深呼吸で自然に心が落ち着きます。リズム呼吸で呼吸に意識をもって集中力を保てますね。
参考;ほすぴ
今日はゴルフについてかかせて頂きました。
年齢を重ねても、自分のペースで楽しめるスポーツ!
また 最近はチョコザップなどでも練習できて身近に!
やってみたいと思っている方は是非是非始めてみては。。
クラブを買ってなどと考えると大変なので、レンタルやはじめは1-2本のクラブからでもいいかなと思います。
ゴルフで気になるポイントを少し。
●熱中症になりやすいです。外のスポーツなので天候に合わせ、こまめに水分補給をして、機能性ウエアやサングラス、帽子を忘れずに。
●こむら返りに注意。長時間歩いたり、疲れなどで足がつりやすくなります。水分不足、ミネラルバランス悪化、冷え、血行不良等が原因。
カルシウム(干しエビ、チーズ、小松菜等)マグネシウム(豆腐わかめ等)をとるようにしましょう。
●腰痛に注意。ゴルフのスイングは首から腰に負担が、片側に負担がかかるので腰を痛めることが多いです。カートに乗らず歩いて全身の筋肉を使ったり、あえて反対側の素振りをしてみたりする事がお勧めです。
ゴルフ中はスタートの1-2時間前に消化のよいバナナ、カステラなどを頂きましょう。
ランチは消化の良い物を 量控えめに。後半で疲れてきたら、おにぎりや果物などの糖質をこまめにとるように致しましょう。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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