キッチンガーデンと害虫

　化学農薬を使わない害虫対策
土づくりと同じくらい大切なのが、害虫対策！
生態系を大切にするエコロジカルな栽培で害虫の管理について考えてみましょう。エコロジカルな栽培では害虫などとも共存するのが目的です。化学物質ではなく、天然化学物質を使って、他の生物への影響や環境によい、安全なものを利用していきましょう。

フレッシュハーブの使い方

フレッシュハーブティー
ハーブを軽くたたいて、香りのもとを引き出します。ハーブの量はポットの半分くらいを目安にしましょう。

材料
好きなハーブ（ミント、ローズマリーなど）　ひとつまみ
熱湯　　　　　２００ｃｃ
作り方
１）摘みたてのハーブをさっと洗い、軽く水気をとる
２）ハーブを優しくたたいて、ポットに入れる
３）熱湯を注いで、５分くらい待ちましょう。

HERBサラダ
材料
ベビーリーフ　ルッコラ、ロケットなどなど　　
ミニトマト　　　　適量
ナッツ　　　　　　少々
塩コショウ　　　　少々
オリーブオイル　　少々
お好みで白ワインビネガー、粉チーズを加えましょう。
作り方
１）ハーブは洗って水けをとり、手でちぎる
２）トマトは一口大に切る
３）ボールに合わせ、軽く塩コショウ、オリーブオイルで和える。

ハーブトローチ
自然は暖かくなり、花が咲き楽しくなる春。意外と中医学でもアーユルヴェーダでも私達の体への影響は大きな季節になります。medicalherbの本に喉を守るトローチの作り方が書いてあったので、ご紹介致しましょう。ハーブはハイビスカス、ローズヒップ、チャイティーなどのシナモンやジンジャー、カルモダン、クローブなどでもお好みで。。
材料
ドライハーブ（エキナケア　ペパーミント　エルダーフラワーなど）　６ｇ
水　　　　　　１００ｃｃ
砂糖　　　　　１００ｇ
マヌカハニー　大さじ１
レモン汁　　　大さじ１
作り方
１）ハーブを水で温め、沸騰したら止めて２０分。
２）茶こしで濾す。
３）そこに砂糖、レモン汁を加える。
４）よくかき混ぜながら、はちみつを加え、弱火にし、細かい泡がぷくぷくして、色が少し黄色くなるまで煮詰める。
５）シリコンシートにあけて冷ます。
６）固まってきたら、すきな形に作っていく。

キッチンガーデンお勧めハーブ紹介　セージ　ディル　コリアンダー

セージ
風邪の喉の痛み、消化不良、更年期障害の症状緩和にお勧め。古くから　セージを植えている家から死人がでないと言われているハーブです。
科名：しそ科
使用部位：茎葉
成分：ルテオリン　ツヨン　ロスマリン酸　カルノシン酸　フェノール酸
作用：抗菌作用　抗酸化作用
適応：口内炎　歯肉炎
注意：１日４－６ｇ以上を超えないように。妊娠中は控えましょう。精油は授乳中、妊産婦、乳幼児、てんかんの方は避けましょう。

栽培：湿気が苦手なので、鉢植えが。葉が込み合うと枯れてしまうので、適時カットしましょう。種まきは春から秋。収穫は通年。
使い方：肉料理、手作りソーセージなどにお勧めです。殺菌作用などがあるので、濃いめにいれたお茶でうがい薬として、風邪予防やオーラルケアに

ディル
魚のハーブといわれている。神経を落ち着かせ、消化機能改善にお勧めです。
科名：セリ科
使用部位：地上部
成分：カルボン　リモネン　フェランドリン
作用：抗菌　鎮静　消化促進
適応：消化不良　不眠　イライラ　口臭
注意：精油は乳幼児、妊娠中、授乳中、てんかんのある方は控えましょう。

栽培：うどん粉病にかかりやすく、強くないので何本か育てるといいでしょう。一年草。種まきは秋。収穫は春、夏、秋。
使い方：魚料理にお勧めのハーブ。葉はサラダ、スープに、種はパン、お菓子、お茶に使いましょう。

コリアンダー
コリアンダーシードはインドのカレーに欠かせないスパイスです。精油は消化促進、腹部膨満感の改善に。
科名：セリ科
使用部位：全部
成分：リナロール　カンファー　フラボノイド　アルカロイド　ビタミンC　カリウム
作用：消化促進　抗菌　鎮静　　健胃　抗酸化
適応：食欲不振　消化不良　便秘

栽培：秋に種をまくと、次の夏まで果実収穫まで楽しむことができます。１年草。ベビーリーフで楽しむ時は通年でOK!　
使い方：タイでパクチー、中国で香菜と言われています。葉はスープ、炒め物、サラダ、トッピングに。実はスパイスとしてカレー、ピクルス、薬酒に使われます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：medicalherb