今日は一日 雨だね。。
少し過ごしいけど
蒸し蒸ししているね。
さっき すごい大雨だった!
今は落ち着いているけど。
以前の梅雨はしとしと雨が降って
紫陽花の似合う雨だったけど
今の雨はザーッとバケツをひっくり返したみたいに
降るからね。
今日はママさん お休みでよかったね!
今日は雨なので
お休みの日にしてみたのよ。
最近は自分でお休みを時々いれるようにしたの。
年には勝てないわね!
ママさん
今日も介護のお話し?
今日は症状に応じたハーブをご紹介しましょうね。
高齢者ケアで、ハーブを使う時 どんな目的でハーブを
使うのかを考えましょう。
その時の気分や体調に合ったハーブを選びましょう。
ハーブティー
ハーブティーで摂る事が簡単でお勧めです。味や香りがあるので、本人の好みに合わせましょう。
ご高齢の方はお薬を飲んでいらっしゃるので、相互作用に注意しましょう。高齢者の方のお勧めしないものもあるので確認して使いましょう。
アロマ
アロマはマッサージや芳香浴によく使われます。リラックス効果や鎮静効果を期待できます。
精油をお湯にいれて、タオルなどを浸し搾ってその場所にあてて湿布しましょう。血行促進や抗炎症作用、体を温めたりする事ができますね。
他にも バスソルトやバスオイルで半身浴を、精油にエタノールを混ぜておき、手浴や足湯を楽しみましょう。
症状に応じたハーブ紹介
疲労 気力低下
●アダプトゲンハーブや滋養強壮効果をもつハーブ
マカ アンジェリカ ローズマリー ダンディライオン
●うつうつした時、不眠がある時
セントジョンズワート リンデン パッションフラワーなど
アロマ
日中はリフレッシュ効果のハーブを、夜はリラックス効果のハーブを使って芳香浴やマッサージをして一日のリズムを整えましょう。
リフレッシュ(レモン ローズマリーなど)
リラックス (オレンジ ローマンカモミール)
泌尿器系の不調
●男性の前立腺肥大の頻尿や残尿
ソウパルメット クミスクチン スギナ ネトル
●膀胱炎などの尿路感染
利尿作用;クミスクチン スギナ
尿道の細菌予防;クランベリージュース
アロマ
膀胱炎、尿道炎にバスソルトで半身浴や足湯で温めて不快感を改善しましょう。
ベルガモット サンダルウッド ティートリー
消化器系の不調
●便秘
ペパーミント ローズヒップ マルベリー
●胃の痛み 膨満感
ジャーマンカモミール
●消化機能アップ
アーティチョーク ダンディライオン ウコン
アロマ
便秘にアロマオイルでお腹周りのマッサージをしましょう。
ラベンダー ローマンカモミール
記憶力低下に
●第一選択に
イチョウの葉のサプリ。
ローズマリー、サフラン、セージなど血行促進ハーブティーなどを。
●認知症に関係したうつうつした時
サフラン セントジョーンズワート ペパーミント
興奮しやすい時
オレンジフラワー リンデン ジャーマンカモミール
アロマ
香りの刺激は平衡感覚を維持して転倒防止に。
記憶低下には柚子やひのき。脳の活性化にはローズマリーやレモン。リラックスにはオレンジやラベンダーを。
お勧めハーブ クミスクチン 銀杏
クミスクチン
腎臓のお茶として知られています。水分や余分な塩分な排泄を促し、加齢で弱った腎臓の機能を高め、高血圧や尿路感染症や浮腫み、高齢者の冷え防止にも使われます。1日2-3回お茶を頂きましょう。尿漏れ予防や尿臭の軽減にもお勧めですね。
科名;シソ科
和名;ネコノヒゲ
原産国;熱帯アジア
使用部位;葉
成分;カリウム シネンセチン βシトステロール
作用;利尿 鎮痙
適応;腎機能低下 細菌性尿路感染予防
イチョウ
最古のメディカルハーブ。生きた化石といわれ、地球上にイチョウの仲間が繁栄したのは、1億5千万年前のジュラ紀と言われます。日本に渡来したのは鎌倉時代と言われています。抗酸化作用のフラボノイドを多く含み、血管を丈夫にして、血液循環改善、アルツハイマーや脳血管型認知症に効果があると言われています。
いちょうは雌の木と雄の木があって雌雄異株の落葉高木。強い生命力を持ち長寿のシンボルになっています。ドイツやフランスでは医薬品として使われています。
科名;イチョウ科
和名;ギンコ 銀杏
原産国;中国 朝鮮 日本
使用部位;葉 種子(ぎんなん)
主な成分;フラボノイド ギンコライド ビロバリド バイフラボン ギンコール酸
作用;血小板活性化 血液循環促進 血管保護 抗酸化作用
適応;認知症 耳鳴り めまいなどの脳血管神経障害 記憶力低下 冷え症 肩こり 腰痛 糖尿病合併症‥等
※胃腸製剤に過敏な方、抗血液凝固剤を服用している方 子供への使用は控えましょう。また ぎんなんはビタミンBやたんぱく質などを含み栄養価の高いもので、咳止め、強壮、アンチエイジングなどに使われてきました。ビタミンB6の作用を妨げるメチルピリドキシンを含み下痢や吐き気などの症状を起こすことがあるので、食べ過ぎに注意しましょう。
目安;大人 1日10個
子供 1日5個
参考。MEDICALHERB
今回の内容で気づいた事は
意外と気づいていないですが、
日常の中でもよく耳にしているハーブも
いろいろ効果があるんだなと思いました。
消化機能アップのうこんはカレーで使われていますし、
レモンやグレープフルーツは日中のリフレッシュに
夜のリラックスには、オレンジやカモミール。。
尿道の感染の多い方はクランベリーのジュース!
記憶を呼び起こすには、柚子やひのき‥等
また デパートなどのハーブ売り場によっても、
聞いた事のあるハーブだと興味深いですね。
ハーブ売り場によってみられる事もお勧めします。
症状をいうとミックスして下さる事もあります。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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