皆様 ごきげんよう
アーユルヴェーダで食事について書いてみましょう。
食事についてはいろいろと議論されていますね。
朝食をとった方がいい、とらないほうがいい?
アーユルヴェーダでははっきりした答えはありません。
そうですよね。アーユルヴェーダではいつも 体質、年齢、体力、行動、場所、メンタル面まで個人個人で考えているからです。
朝食
食欲に応じてその日の活動量、運動量に応じて朝食をとる事がいいでしょう。
もちろん、自然の物、体質にあった物、季節の物、地の物を頂く事が大切です。
そして 食べ過ぎは慎みましょう。
ただし、 子供、成長期、非常に頭脳労働をする人は朝食はとった方がいいでしょう。
また、早めに起きて 排泄をすませ、30分くらいして胃が動き始めてから朝食はとりましょう。和食はとても身体にいいので、その季節に合ったバランスのよい朝食を心がけましょう。
昼食
アーユルヴェーダではでは、昼食を毎日の食事のメインにすることがすすめられています。理由は下記のようです。
●生活習慣病になりにくい
●胃腸の消化の代謝が昼間が一番いいので、良く消化吸収されるので、栄養が行きわたる
ここでも アーユルヴェーダのルール「お腹がすいていなければ食事はしない」です。
時間だから食事するのではありません。食べる時間に空腹になるように食生活を整えましょう。
なぜ 空腹にならない時は自分の身体を見直してみましょう!
●その日の活動を見直す
●朝食のとり方 内容
●朝食後に飲んだ飲み物の量や内容
●間食の有無
もし原因が見当たらなければ 胃もたれ、だるさなど 身体からのサインはありませんか?
無理して昼食をとらず、様子をみてお腹がすいたら 消化のよい作り立ての温かい食事っをとりましょう。
なんでも栄養をとらないといけないと考えがちですが、アンチエイジングの観点からも、カロリーを1-2割少なめにとった方が老化が遅く 長寿であると言われています。
日本では「腹八分目医者いらず」と言われ、アーユルヴェーダでは「食べ過ぎない習慣のある人は病気を予防する力が強く、長生きにつながる」と言われています。
昼食を頂く時は「気持ちを落ち着け、感謝の気持ちで頂く事がいち早く身体に栄養をあたえてくれる」と言われています。
昼食後は消化促進のため 少し安静にして、そのあと<腹ごなし>として10-15分軽い散歩を進めています。
昼食のとり方のポイント
●昼食は空腹を感じてから
●旬の素材で できたての、自分に合った食材のものを食べる
●腹八分目
●和食を基本に
●ゆっくり楽しみながら食べる
●食後は一休みしてから、軽い散歩に出かける
間食
間食はしない方が理想です。なぜなら、アーユルヴェーダでは1回の食事の後3時間は口に入れない方がいいと言われているからです。普通 適度な食事をとると消化にかかる時間は4-5時間と言われています。消化が完全になされていないのに食べてしまうと未消化物ができてしまうからです。
ゆっくり食事をして次の食事まで何も食べないのが理想です。ただし、白湯は消化や代謝を促進しますのでお勧めです。
では全ての人が間食してはいけないのでしょうか?
昼食と夕食の間が8時間以上空いてしまうようなら、少しのものをゆっくりとってもいいでしょう。
昼寝
お昼寝は気持ちいいですね!
でもアーユルヴェーダでは「病の素になる」とすすめられていません。
身体の経路を閉じてしまうと言われています。
ただし とても疲れている人、体力を消耗してしまう病気中の人、子供は例外です。
暑さのひどい夏などは10-15分くらい 椅子でゆっくりするのはいいでしょう。
夕食
夕食も腹八分目で、旬のもの、土地のもの、健康にいいものを選んで頂きましょう。
そして、一休みしたら、10-15分くらいの軽い散歩がお勧めです。
夕食後の散歩には次のような効果があります。
●皮下脂肪が集まらない、
●メタボ糖尿病になりにくい、
●アンチエイジング効果がある
夕食後も食後すぐ横になってねるのはやめましょう。
いつも 家に居るときはおやつ大好きな私としては、間食は取らない方がいいと言われるとショックですが、身体のためには 食事と食事の間は白湯で過ごしたいですね。
また、何も間食をしていないのに、お腹がすかない時は自分の身体を見直してあげるのが大切と気づきました。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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