発酵食品  お酢パワー

その他

皆様 ごきげんよう。
今日はいいお天気でした。
年末のせいか、人通りが多かったような気がします。
今年も後10日。
コロナ感染でなかなか動けない中、時はきちんと過ぎていく事に
何か感動してしまいます。

今日は発酵食品のお酢を使ったお料理をご紹介致しましょう。

お料理の味を引き立てる発酵食品、お酢
さまざまな健康的効果も知られています。

お酢の効果


1)高血圧の改善
  血圧を下げるキーとなるのがアデノシン
  酢酸は細胞内でエネルギーとして使われた後、アデノシンとなり血管に
  排出される。
  これが血管壁にあるアデノシンレセプターに入ると、血管が拡張し、血
  圧がさがるのです。
  血圧が正常の人や低い人には、影響はありません。
  お酢というのは、穀物酢、果実酢、黒酢をいいます。
  また 毎日継続的にとる事が大切です。
  大さじ1杯をとるように致しましょう。

2)血中のコレステロールや中性脂肪の値を下げて、心筋梗塞や脳梗塞など
  の動脈硬化予防が期待できます。

3)血糖値の数値の急な上昇を防ぎ、糖尿病や肥満の予防に。

4)吸収されにくいカルシウムの吸収を助けてくれます。
  カルシウムは水に溶けにくいので、吸収されにくいのです。
  お酢と結合し酢酸カルシウムとなり、吸収されやすくなります。
  カルシウムを多く含む魚や海藻などはお酢と組み合わせて頂き骨粗鬆症
  予防を致しましょう。

5)クエン酸の働きで疲労回復効果が期待できます。

酸っぱいものが得意でない方のためにまろやかなお酢をご紹介致しましょう

まろやか酢   昆布酢


昆布を酢につける事で、酢に昆布のうま味成分グルタミン酸が溶け込み、昆布のミネラル成分が酢酸の酸っぱさをやわらげてくれます。
また 昆布に多く含まれるカルシウムも多くとることもできますね。

昆布酢の作り方


米酢100ccに、10gのだし昆布を適当に切って1時間つけておく。

ふた付きの容器で冷所で2週間保存できます。

取り出した昆布はみそ汁のだしに使い、その後千切りにして煮物、あえ物、サラダなどに使えます。

昆布酢の使い方


せっかくまろやかな味になっているので、加熱しない料理に使ったり、大根おろしと混ぜたり、出来上がってから最後に入れた方が美味しいですね。

昆布酢を使ったお勧めのメニュー

1)おすすめドレッシング
  昆布酢;ごま油を6;1に、塩少々でよく混ぜ、そこにごまを入れた物
  トマトやほうれんそう、アボガドなどのサラダに合います。

2)じゃこ炒め
  オリーブオイルでじゃこを炒め、カリカリになったら火からおろし、昆
  布酢で和える。
  しそや胡麻などと和えると美味しい。

3)魚のあっさり煮
  内臓や頭をとったイワシを、水3カップに、塩大さじ1をいれたもので
  強火で5分煮る。火を止めて10分余熱をとる。
  最後に生姜と昆布酢をかける。


性味;酸苦 温
帰経;肝胃
効能;活血 化お 消積 消腫 軟堅 解毒 止血
成分;酢酸 グルコン酸 クエン酸 リンゴ酸 
適応;下痢 腹痛 殺菌 体力回復 魚毒緩和

お酢はすっぱいので、毎日とるのは、、と感じていらっしゃる方は是非、布酢を作ってみて下さい。
いろいろ工夫して酢をとるようにしていきましょう。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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