コロナの感染がまた広がっているね。
本当に
またまた 緊急事態制限になるのかな。
治療薬を早く試してみた方がいいのにね。
皆様 ごきげんよう。
コロナでのストレス そろそろ限界!なんて声が聞かれそうですね。
私も特になにもしていないのですが、感染者の人数をみるだけで憂鬱になってしまいます。
アーユルヴェーダの生活で夕方、仕事から帰ったら 大きく息を吐きだし一日の大変な事を吐き出す習慣をとあったので、即 実行しています。
今日は漢方で関節の痛みについて書かせて頂きます。
肘、膝の腫れや痛みは年齢を重ねてくるとよくある症状ですね。
多くの場合は冷えや湿気などが血流を悪くしたり、エネルギーの代謝に問題があります。
日常生活での注意
冷え、湿気、炎暑、過労、体重の管理などにきをつけていきましょう。
白虎加桂枝湯
症状;全身の関節に熱感のある痛みがある。赤く腫れている。
冷やすと楽になる。夜にひどくなる。口渇、発熱もある。
原因;熱によって筋肉、関節の血流が悪化してしまった。
治法;熱を冷ましていく
白虎加桂枝湯
身痛逐お湯
症状;関節は腫れて刺す痛みがある、押すと痛む。夜 悪化する。
曲げ伸ばしができず、変形がある。
なかなか治らず 温めるとよくなる。
原因;関節の血流が悪い
治法;血流をスムーズにする
身痛逐お湯
知柏地黄丸
症状;関節が熱っぽくだるい痛みがある。
筋肉がつる。足腰に力が入らない。疲れで悪化する。
手足のほてり、めまい、耳鳴り、不眠、寝汗などがある。
原因;老化で内蔵の津液が不足し熱が生じている
治法;内臓をうるおし熱を冷ます
知柏地黄丸
四逆散 加味逍遙散
症状;関節炎を繰り返す。痛む所は変わる。憂鬱でいらいらする。
溜息、不眠、ストレスがある。肋骨の下の張りがある。
原因;ストレスで筋肉の緊張とそのうっ血がある。
治法;緊張をほぐし、うっ血をとる。
四逆散 加味逍遙散
防風湯
症状;手足の関節、筋肉が痛む。痛みはあちこちに移動する。
腕の関節が伸ばしにくい。
原因;虚弱な人が風にあたり、血流が低下した。
治法;血流のうっ滞をとる。
防風湯
烏頭湯
症状;全身の関節がとても痛む。曲げ伸ばしできない。場所は決まっている
関節は赤く腫れていて冷たい。寒さで痛みが増す。温めると楽になる
夜はひどくなる。
原因;寒さで血流が悪くなり 痛みが生じている。
治法;温めて冷えをとる。血流を良くする。
烏頭湯
十全大補湯
症状;関節はだる重い。痛みは軽いが曲げると痛む。筋力はあまりない。
顔色は黄色っぽくつやがない。めまい、息切れ、動悸、疲れやすい、
食欲がなく、軟便。
原因;疲労や久病やストレスでエネルギー不足、血の不足があり、血流が
悪化してしまった。
治法;エネルギーと血を補う
十全大補湯
当帰 拈 痛湯
症状;関節は赤く腫れて熱っぽく痛む。手足が重い感じ。手足のしびれ、
むくみがある。尿は濃い。
原因;湿気と熱が入って血流を悪化して起こる。
治法;熱を冷まし、湿気を除く。
当帰 拈 痛湯
独活寄生湯
症状;冷えて痛む。温めるとよくなる。関節を伸ばしたり曲げたりしにく
い。下半身がだるくて力が入らない。めまい、耳鳴り、聴力低下。
原因;老化や慢性の疲労により血、エネルギーが不足している。
血流が低下しているところに、風、寒、湿の邪気がはいってしまって
痛みがでいる。
治法;エネルギー、血を補い、風、寒、湿をとる。
独活寄生湯
桂枝加朮附湯
症状;、比較的なく手足の冷えがあり、張り、痛み、筋肉痛、しびれなどが
ある。冷えるとひどくなる。微熱や、手足のこわばりがあるときも
ある。
原因;冷えと水の滞りがある、
治法;身体を温め、水の滞りをとる。
桂枝加朮附湯
疎経活血湯
症状;体力は中程度。腰、下半身に激しい痛みがある。気候により悪化。
浮腫みの傾向がある。
原因;身体の冷え、水や血の代謝が悪く、血が不足している。
治法;血を補い、血と水の代謝を改善していく。
鎮痙、鎮痛、消炎、血流改善作用がある。
疎経活血湯
五積散
症状;慢性的な症状。体力は中程度。冷えや湿により生じる腰痛や関節痛
下半身の冷え、上半身ののぼせ、頭痛、肩こり、悪寒、嘔吐、月経不
順、胃腸炎、更年期症状など
原因;身体の冷え、血の不足、水と血の代謝が悪い、
治法;血を補い、気、血、水の代謝をよくしていく。
五積散
芍薬甘草湯
症状;急な痙攣、痙攣性の痛みに用いる。
原因;血液で運ばれる栄養が不足して状態。
治法;急な痙攣、痛みを改善する処方
芍薬甘草湯
麻杏薏甘湯
症状;比較的体力があり、軽度な関節の腫れ、痛みがある。
冷えと浮腫みがある。
原因;冷えと水の代謝が悪くなっている。
治法;身体を温め、浮腫みをとり、水が溜まるところからの痛みを改善。
麻杏薏甘湯
漢方を詳しく知りたい方に
年齢を重ねると関節の痛みは
増えてきますね。
体重の管理と適度な運動が
大切ですね。
胃腸障害をさけるため。
非ステロイドの痛み止めと
麻黄の入って漢方はなるべく
併用しないように致しましょう。
参考;漢方で治す気になる不調、漢方製剤保険診療マニュアル
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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