ゆきざさって何?
赤い綺麗な実がなるんだね!
くうさん、おはよう
ゆきざさは、北の亜高山帯に
生息する日本のハーブだよ。
皆様 ごきげんよう。
東京、大阪など、また緊急事態宣言が出されました。
行きたいところに行かれなくなりました。
もう、一年以上たって、ワクチンと休業しか考えられないのでしょうか?
優秀な先生がたくさんいらっしゃると思いますが、、、
ユキザサは森の湿った所に群生する多年生の植物で、日本全国に生息しています。
ユリ目ユリ科マイズルソウ属多年草。
アズキナ、ナンテンハギと呼ばれます。
山菜としてとれるのは、東北や北海道くらいです。ですから、なかなか頂く事はできず、高嶺の山菜と呼ばれています。
5月ごろから深緑の森の中に、笹に似た葉の上に白い華憐な花を咲かせます。その姿は新雪がつもったような景色を見せてくれます。
山菜としては、小豆菜と呼ばれ、新芽と若葉を頂きます。
新芽の湯でたての匂いが小豆の匂いがするという事で小豆菜と呼ばれているようです。
ただ、ユキザサの新芽はオオアマドコロ、チゴユリ、ホウチャクソウなどの新芽と似ていますので、必ず山菜を良く知っている方と一緒に取りにいきましょう。
葉は30秒くらい茹でてから、水にしたしお醤油などで頂きましょう。
真っ赤に熟した実は2倍の量のジンやホワイトリカーなどに4か月ほど漬けて、赤いリキュールとして飲む事ができます。
ユキザサの根茎は漢方で鹿薬(ロウヤク)と言われ、
気を補い、腎を益す。風邪を去り、湿邪を除く、血を活かし、経絡を整える。
と言われています。
これは(元気を補い、弱った腎を元気にし、冷えの原因となる風邪と湿邪を取り、血に力を加え経絡の流れを良くする)ということで、アンチエイジングに期待できるかもしれません。
また、小豆菜は、ほうれんそうの3倍のビタミンCを含むと言われています。
ユキザサは気を補う作用があります。
気は目には見えませんが、私達の身体の全ての機能、物質に関わる根本的な生命エネルギーです。
植物が水と太陽と二酸化炭素から光合成によって、でんぷんを作ってくれる。植物が太陽から大地のエネルギーに変化してくれるのです。私達はそれを頂き、栄養源としていくのです。
つまり 地球のエネルギーは太陽エネルギーから、全ての生命体の命の元を作る植物の力と言っていいかもしれません。
漢方では、健康の秘訣の中で<自然と調和し、大地に流れる旬の生命エネルギーを能動的に、口、目、耳、鼻、肌からとって感動する。>とあります。
是非 このような時こそ人込みではなく、身近な自然の中にでかけましょう。
植物の事を、自分の五感を使って感じて免疫力を高めていきましょう❣
参考 MEDIKAL HERB
なかなか
手に入らないハーブですが、
出かけられた時、
巡り合ったら、
是非召し上がってみて下さい。
この資料は
堀田 清先生の記事を参考にさせて
頂きました。
ユキザサを試してみたい方のために
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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