
今日はままさん
お友達のところに行ったきたんだよ。

そうそう
そのお友達はパンやさんに勤めているんだよ。
だから すごく美味しいパンをたくさんもらってきたよ。
楽しみ、、楽しみ、、
皆様 ごきげんよう。今日は30年来のお友達に少し会いに行ってきました。その家にプードルがいます。足が長くて すごくジャンプ力があって、くうさんやララとはすごく違います。くうさんやララは階段の上り下りも胸を擦りそうなのに、プードルは2段おきに上り降りができるんです。ぴょんぴょんと飛びはねてすごく身が軽いです。本当に犬種で違うものです。お友達にとても愛されていて幸せな犬ですよ。
今日は100年時代に大切なものって何だろう?という観点から考えてみましょう。一生1つの体を大切に使っていかなくてはいけません。体を作っている細胞は毎日作り替わるのです。細胞一つ一つにしっかり水、栄養や酸素を届けていくことが大切ですね。しっかり巡らせていくことが大切ですね。
血液の役割
血液は体の隅々まで細胞に酸素や栄養素、ホルモンなどを運び、老廃物を回収する働きがあります。血液は体重の8%を占めていて、心臓は1日10万回拍動し、1回に70-100mlを送り出し、1日に7-10tの血液が身体を巡っているのです。
血液の成分は血漿と血球に分かれています。
血漿
●水分:物質の運搬、体重調節
●たんぱく質:浸透圧の維持 免疫機能 血液凝固
●電解質:水分量 PHの維持 神経伝達
●その他:栄養素 ホルモン 老廃物
血球
●血小板:止血
●白血球:免疫機能 感染防御
●赤血球:酸素二酸化炭素の運搬
酸素を全身に巡らす赤血球
赤血球はエネルギー産生に欠かせない酸素を全身に届け、二酸化酸素を回収する働きをします。赤血球は円盤のような形をしていて、直径は8μm、暑さ2-3μmです。体をくねらせながら毛細血管の中を巡っていきます。赤血球は細胞なのに幹細胞から成熟する過程で核やミトコンドリアを捨て、水分以外は90%がヘモグロビンでできています。このヘモグロビンはヘム鉄とグロビンというたんぱく質でできています。1個の赤血球はヘモグロビンが2億5000万個含まれていて、1個のヘモグロビンに4つの酸素と結合します。1個の赤血球で10億の酸素を運ぶのです。肺で結合した酸素を末梢の毛細血管で隅々まで届けるのです
赤血球が滞ると
赤血球が滞ると起こるのが、貧血です。赤血球の巡りが悪くなると酸素が不足し、細胞のエネルギー産生が悪くなります。そのため、立ち眩み、動悸、息切れ、めまいなどの症状が表れてきます。その中でもとくに多いのが、鉄が欠乏して起こる鉄欠乏性貧血です。鉄は成人では3-4gあり、その70%が赤血球内のヘモグロビンや筋肉内のミオグロビンとして機能します。酸素の運搬に関係する鉄を機能鉄といいます。その30%の鉄は貯蔵鉄として肝臓、骨髄に蓄えられていて機能鉄が不足した時に補うために使われます。

血の巡りを良くするには
1)運動をしましょう
運動をすることで全身の細胞エネルギー産生が高まり、酸素や栄養素が必要になり、心臓は心拍数を増やし血液の巡りをよくします。定期的に運動して心肺機能がアップさせ、筋肉を発達して、血の巡りをよくしておきましょう。運動がなかなかできない人は第二の心臓と言われていあるふくらはぎを動かしましょう。ふくらはぎは毛細血管が密集していて筋肉の収縮,弛緩を利用して血行改善、ゴースト血管予防につながります。
●足踏みやウォーキング、階段昇降運動などを日課にしましょう。
●寝ながら、座りながら、足の甲を伸ばしたり、立てたりしましょう。
2)シナモンやルイボスティーで毛細血管の老化を防ぎ、血の巡りをよくする
ゴースト血管とは、10万kmあると言われる血管は、95-99%は毛細血管でできています。毛細血管は内膜のみでできていて、栄養素と老廃物、酸素と二酸化酸素の交換などが行われています。毛細血管は、その細さから老化すると働きが衰えると消滅してしまいます。それをゴースト血管と言われています。60-70代になると3-4割の毛細血管がゴースト血管になると言われています。ゴースト血管は血の滞りや細胞壁の損傷で引き起こされます。毛細血管の老化や消失を防ぐには、血の巡りを良くする事、Tie2(アンジオポエチン1によって活性化させると内皮細胞や壁細胞を密着させ血液をスムーズに流れさせる受容体です)の活性が大切です。Tie2と活性化させるのが、シナモンやルイボスティーです。
3)血液サラサラにする食事
血液をさらさらにする食品をご紹介致しましょう。
●EPA DHA
オメガ3脂肪酸であるEPAやDHAは血液をさらさらにして動脈硬化の予防にお勧めです。EPAやDHAは肝臓で脂質の合成する量を低下させると言われています。そのため血液中の中性脂肪の値が下がります。また脂質消化酵素、リパーゼを活性させ脂質の分解を促進すると言われています。EPAは血小板凝集抑制作用をもち、血栓をできにくくする作用もあります。
EPA DHAを多く含む食品
EPA:さば さんま きんき
DHA:まぐろ さんま さば
●アリシン
アリシンは食物を切る、加熱することでアリインが分解されてできます。硫黄化合物で血栓予防効果で心筋梗塞や脳梗塞を予防したり、血行促進効果もあります。
アリシンを多く含む食品
玉ねぎ にんにく にらなど
●食物繊維
水溶性食物繊維には糖や脂質の吸収を抑える作用があり、血液中のLDLコレステロールや血糖値上昇をおさえる作用があります。
水溶性食物繊維を多く含む食品
たまねぎ ごぼう こんにゃく 果物 海藻など
4)貧血予防に鉄をとりましょう。
鉄欠乏性貧血の方は毎日の食事で鉄を補いましょう。鉄は体内吸収率が悪く、動物性食品で10-30%、植物性食品では1-8%と言われています。たんぱく質やビタミンCと一緒に摂りましょう。
鉄を多く含む食品
レバー 赤身肉 魚介類 大豆 ほうれん草 海藻 そば
参考;ほすぴ

人生100年時代。
より健康で楽しく美しく生きるために
体の働きや健康方法を学んでいきましょう。
日々細胞は生まれ変わっています。
栄養と休息、運動などの生活を整えて
いきましょう。

投稿者プロフィール

- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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