ララさん
お散歩に行くと綺麗な花がいっぱい咲いているね。
今日は数日ぶりに晴れて
お花が一斉に咲いて綺麗だったね。
来週もまたお天気が崩れるらしいよ。。
皆様 ごけげんよう。今年は涼しかったので桜が長く咲いていたようですね。道のあちこちに花が咲いています。道野辺にタンポポがきれいに咲いている様子はなんとも心が温かくなります。根を深くはって強く咲いているタンポポの姿。私は大好きです。
ママさん
今日もビタミンについて
書くの?
今日はビタミンKについて書かせて頂きますね。
ビタミンKとして植物性食品に含まれるフィロキノンと
メナキノンがあるのよ。
メナキノンには、動物性食品に含まれるメナキノン4と
納豆に含まれるメナキノン7があるの。
腸内細菌によって作られるけれど、食品からも摂らないとね。
そうなんだ。。
じゃ ビタミンKも摂らないとね。
どんな食品にはいっているの?
そうね。。
納豆やチーズといった発酵食品に多くはいっているのよ。
葉緑素によって作られるから緑の野菜や海藻にも含まれているわよ。
茶葉のも含まれているから、抹茶もお勧めですね。
他にも紹介しましょうね。
ビタミンKを多く含む食品 (100g中)
大豆食品
納豆 600μg
油揚げ 67μg
野菜類
モロヘイヤ 640μg
明日葉 500μg
蕪の葉 340μg
ほうれん草 270μg
春菊 250μg
海藻類
生わかめ 100μg
めかぶ 40μg
ママさん
今回のビタミンってどんな働きがあるの?
そうね。
止血ビタミンとして有名だけど、他の働きもみてみましょう。
ビタミンKの働き
1)止血の働き
出血予防や月経過多に。抜歯や血尿や鼻血などの予防にお勧めです。
血液凝固作用のあるたんぱく質ががつくられる時の補酵素としてビタミンKは働いているのです。
2)骨粗しょう症予防に
カルシウムは骨の中のオステオカルシンというたんぱく質に取り込まれ結晶化するが、オステオカルシンの合成にビタミンKが必要です。体内でカルシウム利用を促し、骨折リスクを減らすのです。ビタミンDがカルシウム吸収をサポートするなら、ビタミンKは骨への沈着を助ける働きがあります。
3)がんを防ぐ
放射線療法の助けになると言われています。
4)心臓病予防
動脈における病気の原因となる班の生成を止め、コレステロールを下げて心臓病のリスクを改善すると言われています。
過剰症はおこりにくいビタミンです。
欠乏症もおこりにくいですが、
腸内細菌の少ない新生児は欠乏症が起こりやすいから
ビタミンKのシロップを飲ませるといいですね。
吸収不良症、慢性肝障害、抗生物質連用(腸内菌でつくられるため)、抗凝固剤連用の方は欠乏することがあるので注意致しましょう。
それでは 最後にビタミンKを上手な摂り方をご紹介致しましょう。
ビタミンKは脂溶性ビタミンなので、脂質を含む食品と摂ることがお勧めです。加熱しても問題はないので、炒め物などはいかがでしょうか?
ビタミンKについて少しはわかりましたか?
一番お勧めの納豆は血流をよくして血栓予防に
お勧めの食品です。
でも ワーファリンという血液を凝固しにくくする薬と、
納豆やクロレラのようなビタミンKを一緒に摂ると薬の効果
に影響してしまうので注意が必要ですね。
参考;あたらしい栄養学
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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