アーユルヴェーダでいう食事法は?

アーユルヴェーダ
くぅ
くぅ

今日 電車の中で深川七福神の
袋を持っていた人がいた。。
七福神周りしてみたいな。

らら
らら

七福神周りは1月15日までがいいんだよ。
そこの柴又でも七福神があるんだよ。
あちこちの七福神があって楽しいよね。
七福神の御朱印をいただくだけではなく、
七福神を集めていくところとかもあって
鎌倉とか、浅草とか、谷中とか、、、

皆様 ごきげんよう。今日も最高によいお天気でした。東京にいても冬の星座が見えます。冬の大三角形は見えやすいですね。忙しいと空なんて見ている方は少ないと思いますが、気の葉を通してみる日光や、冬の夜空は夏より良く見えるので何気なく見上げてみて下さい。大自然の中に一生懸命に生きる自分を見出せるかもしれません。私達の生活はどんな栄養を摂るかの指導が多いですが、アーユルヴェーダでは正しい食事の方法が少し違います。日頃の生活の参考にしていただけたら幸いです。

1)オージャス
オージャスとは生命素のようなものです。私達がいろいろなものを頂き、消化され、それから血液、筋肉、脂肪、骨、骨髄、脳神経、精子や卵子などの組織が作られ、最後に生命エネルギーを凝縮したオージャスが生まれると言われています。オージャスが十分だと免疫力が高まり、いきいきとして、顔色もよく幸福感にあふれています。食事をするときはカロリーばかり考えるのではなく、オージャスが作られるようにしなくてはいけません。アーユルヴェーダの食事のポイントは消化力を損ねないように食べる事、消化力を強くするようにする事が大切です。

2)アーマ
アーマは代謝で使われなかった養分は毒素となって身体に残ります。つまり消化不良からできた毒素をアーマと言います。アーユルヴェーダ独特の考え方ですが、体の弱い所について流れを悪くします。コレステロールなどもアーマの一つです。アーマは悪循環を引き起こすので、まずはアーマを取り除き消化力をあげることが大切です。

3)アグニ
アグニとはアーユルヴェーダで消化力のことを言います。古代ではお腹の中にアグニの神様がいて消化の火を燃やしていると言われていました。消化の力を脾に喩えたのでしょう。今でもインドでは神様にお供物をささげるように食べなさいと言われているそうですが、それは実に理にかなっています。冷たい水をかけるのは失礼なので、冷たい飲食は勧めない、古い物を差し上げるのも失礼なので、新鮮なものを頂く、ぎっしり詰め込んでも火は燃えないのは食べ過ぎはよくないという事。質の良い新鮮なものを適量、心を込めて頂くという事が大切ですね。

4)消化と代謝
アーユルヴェーダでは13種類の消化の火が働いていると言われています。メインのアグニは胃と小腸にあって食べ物を消化し、吸収できる形にします。他のアグニは5つは肝臓にあり栄養素を分解して使えるものに変える働き、7つは体組織にちらばって体組織を作る代謝の働きをしています。メインのアグニが12のアグニに力を送るので、メインのアグニを整える事が大切です。

5)まずは消化力から
アーユルヴェーダのDRは精神疾患でも眼科でもまずは消化力を整えるところから始めるそうです。細胞の代謝が正しく行われるように、まず消化力を整えます。消化力が整えばオージャスが作られ全ての症状が改善すると考えます。漢方でも脾の働きが健康のポイントになるので同じですね。喘息も肺の問題と思いがちですが、中医学でもアーユルヴェーダでもうまく消化ができず粘液が増えて気管支が絡みついていると考える事があります。胃が丈夫とは少し違います。良い消化は粘液、ガス、酸などの余計な副産物を作らずに食べた物全てをきれいに燃やす力。必要なものを効率よくとりこんで体の組織を作る正常な細胞に変えていく力の事です。

6)消化の仕組み
私達は胃で粉砕され十二指腸で消化酵素にあい、小腸で超微細な大きさになって吸収されます。これがメインのアグニです。ドーシャのバランスが崩れるとアグニが弱くなるとアーマができてしまいます。不規則な生活、ムラな食事、暴飲暴食、夜更かし、ストレス食べ方の問題などが原因になります。食生活を見直してアグニがしっかり働けるようにしましょう。

7)アーマをとる生活
アーマヤはアーマがある、病気を意味する言葉です。逆にニラ―マヤはアーマがない、健康を指します。アーマは粘性のあるもので溜めてしまうと厄介で病気の素となると言われますが、私達の今の病気と同じように思われます。

アーマがあるとき
白い苔が舌につく 味覚がにぶい 便尿汗などの匂く粘りがある 便が水に沈む 疲れやすい 体力がおちる ‥等

アーマを減らすには
●舌苔をとる  (中医ではとらないという)
●白湯を冷めないうちに飲む
●食事をお休みするときもあっていい
●油っぽい物 肉 魚 パスタなどは消化が悪いので、お粥、うどんなどを頂く
●運動して汗をかく
●生姜を頂く(食事の20分前に薄切り生姜にレモンと岩塩をかけたものを頂きましょう)
      消化力アップ、アーマの生成を防ぐ
                      参考 アーユルヴェーダ食事法

わたし
わたし

アーユルヴェーダと中医学は似たところがあります、
原因を考えるので、
現代の治療はただ症状をなくそうとしますので、
なぜそのようになったのかは考えないので、
よくなっても薬を止めれば、また症状がでてきてしまいます。

面白い記事がありました。
アーユルヴェーダでは人には生まれ持った本質、プラクリティ
があると言われています。現代の単一遺伝子多型と似ています。
最近 人は生まれながらに遺伝子によってかかりやすい病気があると
言われています。プラクリティの考え方と似ていますね。
現代医学だけでなく、中医学、アーユルヴェーダからも病気をみてみると
また別のものが見えてくるかもしれません。

消化不良 | ハタイクリニック アーユルヴェーダ

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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