健康長寿社会実現に向けての機能性食品 肥満予防対策

その他
くぅ
くぅ

ママさん ついに
食事や運動じゃなくて
サプリメントで痩せるんじゃない?

らら
らら

いよいよだね。
運動も食事制限も長続きしないんだよね。
1-3日ぐらいは真剣にやっているんだけどね。。

皆さま ごきげんよう。長生きはしても健康でなくては、楽しく生きられませんので、健康で長寿を目指さなくてはいけません。機能性食品成分を含むサプリメントが、今までは健康のために使われていたのが、現在は症状改善にまで使われるようになってきました。診療ガイドラインにもサプリメントが書かれるようになり、補完療法において機能性食品について正しい事を知っておくことは大切な時代になりました。森永からはトリプルヨーグルトという、血圧、血糖、中性脂肪を改善すると。。。明治からはPA-3という尿酸値を抑えるヨーグルトが。。他にも免疫力アップや睡眠改善などをうたっている商品が沢山でています。今日はとくに肥満についての機能性食品について考えてみましょう。これで痩せると書かれた怪しい商品も目にします。健康食品をとっている人の14%がダイエットのサプリを使っていると書かれていた。

まず肥満とは、体格指数 BMIが25以上をいいます。

肥満症は肥満があり、肥満に起因する健康的な障害がある場合をいいます。

ダイエットにお勧めの機能性商品

緑茶
緑茶は未発酵の葉を蒸して作ります。カフェインを含み、食欲抑制や消費エネルギー増加がおこると言われています。高めのBMI減少や内臓脂肪を減らすなどと言われています。緑茶の渋味成分、カテキンはポリフェノールの一種で抗酸化作用や体脂肪を減らすと言われています。口臭予防やピロリ菌を減らす作用もあると言われています。緑茶のうま味成分、テアニンはアミノ酸の一種。リラックス効果があり睡眠や集中力アップに効果があると言われます。お茶は高温80℃以上だとカテキンが、70℃くらいだとテアニンが抽出されます。


カカオ
ココアやチョコレートに使われ、カカオの果実を乾燥させた物です。メチルキサンチンや抗酸化ポリフェノール、カフェインなどが多く含まれます。インスリン抵抗性は糖尿病の発生を遅らせ、酸化ストレスを減らしながら、悪玉コレステロールの酸化を抑制、動脈硬化予防。脂質異化作用(エネルギーを得るために物質を分解する過程)と内皮機能強化でダイエットにも効果があると言われています。

白いんげん豆
白いんげん豆にはファセオラミンという成分を含む。αアミラーゼ阻害作用、炭水化物の消化酵素の働きを弱め、糖の吸収を抑えると言われている。炭水化物吸収遅延によってダイエットや抗糖尿病作用も考えられる。炭水化物を摂った時にのんでおくと、食べた物がエネルギーとして取り込むのを抑える事ができる。体脂肪、体重、ウエスト周囲の減少があると書かれている。

桑の葉
桑の葉に含まれるデオキシノジリマイシンはαグルコシダーゼ阻害作用があり、ブドウ糖に似た成分で食後の血糖の上昇を穏やかにする働きがあります。ダイエット、糖尿病予防にお勧めのサプリです。

ギムネマ
インドの伝統医療、アーユルヴェーダでは糖尿病や肥満に効果があると使われてきました。ギムネマ酸は小腸における炭水化物の消化吸収を遅らせ、食後の過血糖を抑制する働きがあります。血糖値高めの肥満の方におすすめです。

キトサン
キトサンは蟹やえびの甲殻類の外殻を構成するムコ多糖類です。食事に含まれる脂肪を吸着して便と一緒に排出します。脂質の吸収を阻害して肥満を予防します。コレステロール値や血圧安定に効果があります。ダイエットには油っぽいものを頂いた直後に服用すると効果的です。

リノール酸
肉や乳製品に含まれる必須オメガ6脂肪酸です。摂取エネルギー減少、消費エネルギー増大、脂肪酸化の促進、脂肪細胞縮小、体脂肪減少などが示され、脂質代謝、糖代謝改善、肥満の予防に使われています。

グルコマンナン
多くはこんにゃくの塊茎からとれます。水溶性多糖類の食物繊維です。βDマンノース、Dグルコースモノマーで、50倍の水を吸収できます。機序は咀嚼回数の増加、胃内排出時間の延長、脂質吸収への作用などがいわれ、ダイエットや血糖値、脂質代謝異常の改善作用が報告されています。腸で水を吸って膨らみ、腸内細菌の分解でオリゴ糖ができ、ビフィズス菌の餌となり腸内環境を整えるので便秘改善の効果があります。こんにゃくは不溶性になってしまうので、同じ効果は期待できません。

αリポ酸
チオクト酸といい、野菜や肉に含まれる成分で、糖からエネルギーを作り出す時に必要です。糖の代謝を促進、インスリン(糖分代謝に必要なホルモン)の働きを良くすると考えられています。また抗酸化力が強く活性酸素を消去した後、酸化されてしまったビタミンCやE,グルタチオンなどを再活性化する働きがあります。また有害ミネラルの排出を促す解毒作用も報告されています。Ⅱ型糖尿病の血糖コントロール改善、末梢神経障害改善、運動負荷時の酸化障害抑制作用が報告されている。服用中、発汗や震えなどがでたら、中止して早めにご相談下さい。

アスタキサンチン
鮭の切り身やいくらに含まれる赤い色素。βカロチンと同じカロチノイドの一つ。抗酸化作用が強く血液サラサラや運動後の筋肉疲労改善、眼精疲労などの報告があります。脂肪貯蓄抑制、インスリン抵抗性抑制、脂質代謝異常改善や血圧安定なども知られています。赤パプリカのキサントフィルは体脂肪を減らし、BMI改善 紫外線から皮膚を守る 便通改善などが報告されています。

lカルニチン
脂肪からエネルギーを取り出すために必要な成分。赤肉に多く含まれている。体内のアミノ酸のリジンとメチオニンから作られるが鉄、ビタミンC,ナイアシン、ビタミンB6が不足すると合成されない。体脂肪の燃焼が促進されると言われている。他にも認知機能改善や腎疾患、慢性心不全、狭心症などの心疾患、甲状腺機能亢進などの効果も示されている。

カルシウム+ビタミンD
カルシウムとビタミンDの併用で脂質代謝の調整して原料すると言われている。

ガルシニア-カンボジア
南アジア原産の植物。果皮に含まれるヒドロキシクエン酸はATPクエン酸リアーゼの活性を阻害するといわれ、体脂肪の蓄積を抑制すると言われています。脂肪酸合成抑制、肝グリコーゲン合成の抑制、食欲抑制、エネルギー消費増大、血漿コレステロール低下、過剰な炭水化物からの脂質合成の抑制などの作用機序が示されています。とくに有酸素運動の30分以上前にとると脂肪の燃焼を高めると言われています。運動中の脂肪の燃焼を高めると表示されています。

フコキサンチン
わかめなどの海藻に含まれているカロチノイドです。抗酸化作用が強い。血漿中、肝臓のトリグリセリド濃度を低下、脂肪酸合成酵素の発現、飽和脂肪酸合成の低下などの機序で肥満に効果があります。

フォルスコリン
インド原産のシソ科の植物。根に含まれている。昔から心臓や肺の疾患に使われていたが、心臓病や喘息の治療効果が知られている。ジテルペン類のフォルスコリンは平滑筋,心筋でアデニル酸シクラーゼを活性化し、cーAMPの産生を増加、ホルモン感受性リパーゼを活性化します。脂肪組織から脂肪酸の放出を促します。体脂肪率減少と表示されています。

シトラス、アランチウム
柑橘類の橙などの事で、皮にはシネフリンなどのアルカロイドが含まれていて脂肪細胞のアドレナリン受容体を刺激し、体脂肪の分解、燃焼を促進し、基礎代謝率亢進などの働きが示されています。

ラズベリーケトン
ラズベリーはバラ科のキイチゴの一種。抗酸化作用の強いエラグ酸などのフィトケミカルを含みます。香り成分ラズベリーケトンは脂肪細胞でカテコールアミンの脂肪分解作用を促進すると報告。脂肪酸酸化亢進、脂質蓄積の減少、アディポネクチンの分泌促進が認められている。脂肪の分解燃焼作用はカプサイシンの3倍と言われています。

その他 アフリカンマンゴノキ、グアーガム、クロム、グリーンコーヒー豆、βグルカンなどもダイエット効果が示されている。
                     参考;医と食

わたし
わたし

これから薄着の季節、体型が気になりますね。
今までサプリメントでダイエットしようと思った事がなかったので、
今回はとても勉強になりました。
私は今低糖質ダイエットをしています。
おやつや夕食は糖質制限しています。その代わりたんぱく質や脂肪は
以前より頂くようにしています。
確かに1-2Kg痩せましたが、お料理する時間が長くなった気がします。
ご飯、パン、パスタ、うどんなどを頂かないと
その分の一品が必要になります。
まあ 身体に心を向けてあげるいい機会かもしれません。

今日から実践できる糖質制限ダイエットの方法
糖質制限ダイエットに興味があるけれど、イマイチやり方がよくわからない…という方に、今日から実践できる方法をご紹介します。正しく理解し実践すれば、ストレスが少なく、そして安全にダイエットすることができるでしょう。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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