今年はずっと温かい感じだけど
ママさん
温めるハーブの記事がいる?
今週末は寒くなるらしいわよ。
北海道や東北は大雪の予報よ。。
12月なのに、こんなに暖かいと
寒い冬もいいかなと、、少し思ってしまいます。
このままでは過ごせないと思うので、
今日は体を温めるハーブをご紹介致しましょう。
冷えって。。
冷えは万病の元と言われています。寒くなったり、風邪をひくばかりではなく、頭痛、肩こり、不眠、抑鬱、月経痛、膀胱炎、免疫力や代謝の低下‥等いろいろな不調が引き起こされます。東洋医学では、冷えの原因を次の4つから考えます。
1)血虚;血の不足
2)気虚:気の不足
3)お血;血が滞っている
4)水毒;水の代謝が悪い
※貧血、心疾患、甲状腺疾患の症状として冷えが出てくることもある。
この前 TVで冷えについて放送していて
冷えをタイプ別に分けて対策を放送していたのに
とても興味がありました。
なんでも 温めればいいと思っていたのが、目からうろこでした。
今日はその4つのタイプについて書かせて頂きます。
手足に冷えを感じるタイプ
四肢末端タイプ
原因:ストレス、過労、運動不足などの生活習慣で自律神経の乱れで血行不良で末梢まで熱が届かない
改善方法:ストレス改善、リラックスする、しっかりお食事をする、適度な運動をする、体幹もしっかり温める
体の内部の冷えタイプ
内臓タイプ
原因:二の腕やお腹を触ると冷えている状態。お腹の張りやガスがたまりやすい。自律神経のバランスの乱れ。
改善方法:体を温める食品を摂る、ストレス改善、お腹と腰を温める
体全体が冷えるタイプ
全身型
原因:寒さが苦手で、体温が低めの方。体質、生活習慣の乱れ、貧血、甲状腺などの疾患が原因。
改善方法:食事、運動、生活習慣の見直し、体質改善の漢方などを使う、疾患の治療。
腰から下が冷えるタイプ
下半身型
原因;お尻やふくらはぎの筋肉の緊張、血行不良が原因。下半身は冷えて顔などは冷えを感じない。
改善方法:長時間座るようなら、しっかり筋肉をほぐすようにしましょう。下半身のストレッチ、マッサージ、つぼなど。入浴、半身浴、足湯なども有効です。
冷え改善 ハーブティー
ポカポカ体を温めるハーブティー
血行促進に優れたハーブをブレンド。体を温め活力アップ!
ジンジャー 1
ローズマリー 1
ローズマリー
古代ギリシャ、ローマ時代から若さを保つハーブといわれていました。血行促進、代謝アップ、病後の回復に、脳の働きを活発にして集中力アップに。また風邪、頭痛などにもお勧めのハーブです。
科名;シソ科
使用部位;地上部
成分;精油 フラボノイド ロスマリネシン ロスマリン酸 トリテルペン酸 タンニンなど
作用;抗酸化 消化促進 血行促進 去痰
効果;アンチエイジング 花粉症 リラックス 抗鬱 利尿 殺菌など
注意:乳幼児 妊娠名 授乳中 高血圧 てんかんのある方は注意が必要
使い方:ティーの使い方 1)化粧水
2)うがい薬 風邪予防
3)リンス トニック 育毛に
4)入浴剤 血行促進
5)足湯 疲れをとる
6)お料理 匂い消し 風味付け
冷え改善ティー
末梢循環改善するジンジャーと血管拡張作用のあるヤロウ、発汗して温めるエルダーフラワーのブレンド。
エルダーフラワー 1
ジンジャー 1
ヤロウ 1
ヤロウ
暖かく頂くと、発汗を促し毒素を体から排出して感染病緩和にお勧めのハーブです。
科名;キク科
使用部位;花 葉
成分;クマリン ラクトン アミノ酸 ステロール フラボノイド タンニン サポニン シアニジン等
作用;抗炎症 発汗 抗痙攣 利尿 殺菌 血管拡張 ホルモン様
効果;止血剤 殺菌消炎 食欲不振 消化不良 風邪 自律神経‥等
※乳幼児 妊娠中 授乳中 てんかん キク科アレルギーの方は注意が必要。また多く頂くと頭痛、めまいがおこることがあるので注意しましょう。
冷え改善の生活
冷え改善のポイントは血行改善、自律神経を整える事!
1)運動
適度な運動は血行改善、ストレス解消、自律神経調整、基礎代謝アップの効果が期待できます。
●ウォーキングとスクワット
●ヨガと呼吸方法
●マッサージやつぼ刺激
2)入浴
38-40度に汗をかく程度にゆっくり入浴しましょう。副交感神経が優位に。体を温めると、ダメージをうけた細胞が修復、抗ストレスたんぱく質が生成され、免疫細胞、酵素の働きが活発に。
3)リラックス
リラックスタイムが大切!緊張がほぐれ、自律神経が整い、血行改善に。とくにハーブを上手に使いましょう。
4)食事
冷たいものはなるべく避けて、温かいものを頂きましょう。生姜、ねぎ、ニンニク、とうがらし、発酵食品、お肉など体を温める食品を摂りましょう。
●筋肉を作る事が大切です。蛋白質、肉、魚、卵、乳製品、大豆食品などは積極的に頂きましょう。
●体の機能を整えるビタミンやミネラルもしっかり頂きましょう。
5)洋服
筋肉や血管の多いお腹や腰を温め、首と言われる所(首、手首、足首)は外気の影響を受けやすいので冷やさないようにしましょう。締め付ける服装はできる限り避けて、重ね着で調節するようにしましょう。 参考;medicalherb
冷えにいろいろタイプがあって
それに応じた対策がある事を知って
納得!
今まではただ温める事ばかりを考えていて、、
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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