
ママさん
さぼり過ぎ。。

クウさんにまた言われちゃった!
本当に 本当に
いい訳を言っていいなら。。
職場の移動があってね。
年齢を重ねると変化に付き合うのが
けっこう大変でね。

まあまあ
ママさんも年だから
あんまり 無理しない 無理しない。。

ララさん
そんなに年寄り扱いしてって
いい返したいけど
最近 年齢を重ねた方の働き方について
考えさせられる事があってネ。。

ママさん
もう少しできるから
頑張れ!!

クウさんは優しい事言って
下さるわね。
有難う!
今日は夏に向けて少しメニュー紹介を
させて頂こうかと思っています。

夏と春とかって 食べるものが違うの?

基本的には、バランスよく、体をあまり冷やさない食品
また その方の体質やその時の症状に合わせた物を
頂くのが最高だけど。。
家族がいらっしゃる方は そんなのんきな事は言えないので
まずはその季節を乗り切る食材を多めに頂くようにと考えます
薬膳に興味がある方は、自分に合った食品をいくつか常備して
おくと 何気なく補う事ができますね。

ママさん
夏にお勧めってなに?

夏は夏バテと言われるように、体力を消耗するでしょう。
汗をかくから、水分(津)や気が足りなくなってしまうわね。
外が暑いので、どうしても冷たいものって考えてしまうけど、
今は室内は冷えている事が多いでしょう。
消化機能がダメージをうける事が多いかな。。
だから 消化機能を良くする食品もとるようにしないとね。

実際には どんなものがあるの?

前にも書いた事あるけど、今年の夏用に
体の熱を冷ますものは、
きゅうり にがうり 冬瓜 蓮根 トマト レタス
トマト 豆腐 豆乳 お茶‥等
津液を作って、のどの渇きを抑える
きゅうり トマト 蓮根 西瓜 メロン レモン
モモ ミカン 豆腐
消化機能を高めるものは
お米 小麦 やまいも 南瓜 棗 白身魚 鶏肉
汗を抑える食品は(なぜか 薬膳には汗を抑える働きなどが
ありまして、酸味の食品がお勧めです)
びわ 梅 レモン トマト 酢

こうやってみてみると
ママさんが子供の時に
夏に食べていたものが多いね。

そうなのよ。
今はコンビニがあって できているものをいつでも食べられるし
季節に関係なくいろいろな食品がいつでも手に入るからね。
意外と食べる内容より
今 自分が食べたいものを食べてしまう事が多いわね。

それって
ママさんの今の生活の事じゃないの。。

クウさん
いう通り!!
育った頃は暑い時は夏バテ予防の夏のお食事を。
寒い時には、体の温める食品を母が作ってくれた
記憶があるわ。。
何か一ついい事があると、一つ失うのかもしれないわね。
ひじきご飯のレタスまき
材料
ひじき(缶詰) 1缶
鶏ささみ(缶詰) 1缶
ご飯 茶碗3杯
醤油 ごま油 少々
レタス 数枚
小葱(みじん切り)少々
作り方
1)ひじきと醤油は合わせておく
2)レタスは洗って 一枚ずつにしておく
3)小葱はみじん切りにしておく
4)ごま油をひいてひじき、ご飯、鳥のささ身の順で加えて炒める
5)小葱を上に乗せる
6)レタスに巻いて頂く
※マヨネーズをつけていただいても美味しいですね。
たくさん頂きたい方は炒める時 しめじなどを加えても美味しいです。
食品紹介
ひじき
性味;甘 鹹 寒
帰経;肝 腎
鉄分 カルシウムが豊富で、血を補う働きがあり、貧血や美髪、美肌効果も。血行改善、水分代謝改善効果も期待でき、痛み、むくみ改善にも。
鶏ささみ
性味;甘 温
帰経;脾
肉質が柔らかく 消化吸収がよいので、胃腸の負担が少ないです。お腹を温め、気を補うので体力がない時、食欲がない時にお勧めの食材です。
レタス
性味;苦甘 涼
帰経;肺肝脾
95%が水分、みずみずしい食感は食欲をそそり、カルシウムはストレス緩和、βカロチンやビタミンCも含んでいて美肌効果も。。
きゅうりの糠漬けサラダ
材料
秋刀魚の塩焼き(缶詰) 1缶
きゅうりの糠漬け 1本
ミニトマト 10個
水切りした豆腐 半丁
醤油麹 おろしにんにく オリーブオイル 少々
作り方
1)ドレッシングを作る。
醤油麹、おろしニンニク、オリーブオイルを混ぜておく
2)お豆腐は水をきり、スライス状に切っておく。
3)トマトは良く洗って、スライスに切っておく
4)秋刀魚の缶詰は汁を切っておく
5)スライスしたきゅうりの上に、お豆腐、トマト、秋刀魚を乗せ、1)のドレッシングを
かける。
※ドレッシングは作らずに、手持ちもドレッシングでもOK!
秋刀魚が嫌いな方はお好みのお魚の缶詰で頂きましょう。

食品紹介
きゅうり
性味;甘 涼
帰経;脾 心
夏の暑さを乗り切るには、水分を豊富に含むウリ科の野菜がお勧めです。きゅうりは体の熱と湿をとる働きがあるので、暑気あたりお勧めです。水分代謝改善するので、むくみなどにも。。
夏の対策に、きゅうりのパクチー和えやきゅうりと苦瓜の炒め物などはいかがですか?
トマト
性味;甘 酸 涼
帰経;肝 脾
夏は体に熱が溜まりやすいですね。トマトは体の中の熱を冷ます作用があります。口渇、暑気あたり、食欲不振などにお勧めです。
さんま
性味;甘 平
帰経;脾胃
DHA EPAなどの不飽和脂肪酸を含み血栓症予防や記憶力維持に、良質の脂で栄養補給になります。VB12は貧血予防に、VAは皮膚や粘膜保護の働きがあります。胃もたれを起こしやすいので、大根おろしなどと頂くのがお勧めです。
塩麴オムレツ
材料
お豆腐 1/4丁
ピーマン 2個
蓮根 少々
卵 3個
マッシュルーム1缶
塩麴 オリーブオイル 少々
飾りのレタス 少々
作り方
1)お豆腐は水をきり、卵と混ぜてミキサーにかける
2)蓮根、ピーマンは食べやすい大きさに切る。
3)レタスは洗って食べやすように切っておく
4)マッシュルームは缶汁をきる
5)オリーブオイルをひいて、蓮根、ピーマン、マッシュルームを炒め塩麴で味を整える
5)オリーブオイルをひき お豆腐と卵を焼き、途中で蓮根、ピーマン、マッシュルームを加える。

食品紹介
豆腐
性味;甘 涼
帰経;脾 肺
体の余分な熱をとる働きがある豆腐。また潤す働きがあるので、空咳、口渇、口臭予防、消化促進にお勧めな食品です。
蓮根
性味;甘 寒
帰経;心 脾 肺
体の熱を冷まし渇きを潤します。肺の働きを高め喉の炎症や咳に、消化吸収力をアップして食欲不振や下痢などの改善が期待できます。また血の巡りも良くなり貧血や止血の働きもあります。
ピーマン
性味;甘 辛 温
帰経;肝 心 脾 腎
肝の働きを改善して血液の巡りをよくして血栓予防に、脾の旗r気を良くして食欲増進、心を穏やかに鎮めて憂鬱な気持ちの改善にお勧めな食材です。いろいろな色のあるパプリカもピーマンと同じ効能を持つと言われています。これからの梅雨の季節にお勧め食材です。
参考;現代の食卓に生かす食物性味表

今日は美味しそうなお料理で夏にお勧めなメニューを
ご紹介しました。
私のお料理は本当に自己流です。
材料は体にいいのではないかと思いますので、
味付けは是非それぞれのご家庭の味にして楽しんで
頂けたらと思います。
