アーユルヴェーダのアンチエイジングについて書かせて頂いています。
アーユルヴェーダには、わざわざアンチエイジングの治療があるとお話ししました。
アーユルヴェーダでは、3つのダーシャがあり、そのバランスを整える事で病気を治します。代謝を良くし、ドーシャに影響を与える物を正しく選んで食し、それがきちんと消化して崩れたドーシャのバランスを整えていくのです。
しかし、ラサーヤナでは、ドーシャより、身体構成要素としてのダートウに重きをおきます。取り入れた飲食物をきれいな構成要素に変えていく事が大切です。
良い飲食物をとって、健康を維持する事はもちろん大切な事です。しかし、飲食物を選んで、摂れば健康になれるのではないのです。摂った物が、正しく消化し代謝していかなければ本当の健康とは言えないのです。この消化、代謝する力がピッタドーシャの働きで、
アグニと呼ばれます。
つまり、アーユルヴェーダのアンチエイジングでは、良質な食べ物が正常な消化、代謝(アグニ)によって、純度のよい身体構成要素が作られる事なのです。
アンチエイジングと食事
1)身体の中できちんと消化。代謝が行われている。
2)体質にあった飲食物をとる
3)さらに効果を期待したいときは、アンチエイジングのハーブを取り入れる。
そのハーブについて少しふれておきましょう。
アーユルヴェーダでは、植物もハーブもどちらも自然界のもので、植物性か、動物性のものです。違いは食物は多くを毎日とり、ハーブは少ない量で効果が期待できるものです。
適度な運動、体質に合った飲食物をとり、ハーブをうまくとりいれながら。質の高いダートウを作っていく事が。アーユルヴェーダのアンチエイジングなのです。
老化を早める食事
ヴァータドーシャを増やして老化を早める事、アグニを弱めるものはやめましょう。
そのためには
1)あまり乾燥したもの
2)腐敗したもの
3)冷たい物
以上のようなものを頻繁にとるのは 悪い影響を及ぼすのでやめましょう。
きれいなものが全身を循環していれば、自ずと美しくなれるのです。
次回からは、1日の過ごし方をお話し致しましょう。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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