アーユルヴェーダでアンチエイジングをすると、若くみえるようになる?
<ラサーナヤ>を実践していくと、確かに顔の色つやはよくなる事はありますが、
目的はルックスの若さに重視するものではありません。
少し残念に思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
アーユルヴェーダのアンチエイジング治療は<体の機能を変えていく。よりよくしていく。><病気を早く治し、回復するようにする。>のが目的です。
生理機能が若ければ、本来は何のトラブルもなく、ポジティブに生活していられるはずです。 (なんかついていかれない。。)(すぐ疲れる。。)から卒業するものです。
「適応力、抵抗力、精神の機能向上によって身体の機能が若くなり、その結果、しわがなくなり、皮膚や髪の毛のつやがよくなるのです。」
では、なぜアンチエイジングが必要なのでしょうか?
確かに若くてきれいでいたいものですが。。。
人間には、何かを手に入れたい、幸せになりたい、精神的に発展したいなどの願望は、全ての人がもつ本能なのです。
古代のインドの考えには、下記のように言われています。
人生は全てダルマ(義務)、アルタ(財)、カーマ(願望)モークシャ(精神的成長)という4つの目的に向かって生きるべきである。
精神的に成長したい、望み事を叶えたい、裕福になりたい、自分の信じる義務を果たしたい、などいろいろ目的を持っています。
人々はそれぞれの目的を持って生きています。
こうした目的を実現するために健康である事が大切なのです。
せっかく、人間として生まれてくることができたのですから、
アンチエイジングに取り組み、健康で最後まで精一杯、自分の目的に向かって進んでいきましょう。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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