ララさん
今日の写真に出てくる犬は
私だと思うんだけど。。
そうね。。
色が薄いからクウさんかな。。
私もでたいな。
皆様 ごきげんよう。急に涼しくなりました。毎日毎日雨が続いていますね。明日からは少しお天気がよくなるのでしょうか?気温の変化や湿度で体の痛みや喘息などの症状が悪化していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。こんな季節の時は生活のリズムを整えて、消化のよいものを食べ過ぎないように致しましょう。生活のリズムで思い出したのですが、朝食、昼食、夕食でそれぞれの吸収量が違うようです。朝食にしっかりアミノ酸スコアの高いたんぱく質を摂る事が大切なようです。年を重ねた方はとくにフレイル予防に朝しっかり蛋白質をとるように致しましょう。今日はアーユルヴェーダの毒だし生活やオーラルケアについてお話させて頂きます。
毒だし生活のポイント
1)朝の散歩
カパが乱れて、消化が悪い、肥満しやすい方は早起きして、朝の30分くらい軽い散歩をすると毒だしが進みます。アーユルヴァーダの施設に行くと、朝早く起きてグリーンスープを頂き、ヨガの時間があります。そしてゆっくりしてから 朝食になります。
2)白湯を飲む
よく沸かした白湯は消化力を高め、体を温める優れた飲み物です。朝飲めば排泄を促し、食事中に飲めば消化が良くなります。
※やかんで15分以上沸騰させて作りましょう。あまりは保温ポットに入れておきましょう。
すするように頂きましょう。
3)早寝早起き
早寝早起きはアーユルヴェーダの基本です。アーユルヴェーダの施設にはTVなどはないので、太陽があがると起きて、暗くなると寝る生活です。夜10;30までに寝るとヴァータが整い、肩こり、過食が改善され、落ち着いて生活できるようになります。また 朝は6時に起きるとカパが整い、冷えや消化不良、肥満が改善されます。ちなみに昼寝は短時間はいいのですが、昼寝をし過ぎるとドーシャが乱れます。
4)半身浴
朝の半身浴は代謝を高め、ダイエットになります。夕方にはリラックス効果でよい睡眠に導きます。朝でも夕でも効果的ですね。
※半身浴の入り方
湯舟の2/3くらいまで39℃のお湯をはる。肩と腕はぬらさないように風呂のふたに腕をのせる。じんわり汗がでるまでお湯につかる。20分程度でしょうか。
毒だしに効く食品
以前毒だしスパイスはご紹介致しました。今日は食材をご紹介致しましょう
1)オリーブオイル
少し重たく、体を少し冷やすため、ピッタの乱れによい油です。ヴァータやカパがが乱れているときはひまわり油を使いましょう。
2)ひまわり油
消化によく、体を軽く温めるヴァータとカパの乱れによい油です。ピッタが乱れやすい方はオリーブオイルがおすすめです。
3)ごま油
ヴァータ、カパの乱れている時にお勧めです。ピッタの乱れがある方、皮膚病、目の疾患のあるかたは控えましょう。
4)アスパラガス
旬のアスパラガスはドーシャを整えるのによい食材です。穂先を炒めたり、茹でて頂きましょう。
5)ナッツ
ピッタとカパを上げる食品です。ひまわりの種はカパに、南瓜の種はピッタにお勧めです。ピーナッツはどのドーシャにもよくないので注意しましょう。
6)ドライフルーツ
数時間水に浸すか、少し煮て使いましょう。消化もよく栄養がとれます。デーツ、プルーン、ドライいちじく、レーズンなどです。
7)ひよこ豆
ガルバンソで知られています。栄養価が高く菜食家の蛋白源として貴重です。沢山食べるとお腹にガスがたまりますので注意しましょう。
8)赤レンズ豆
茶レンズ豆の種皮をむいたものが赤レンズ豆です。消化がよくて3つのドーシャを整えます。ガスがたまることはありません。
9)イエロームング豆
もやしや春雨の原料である緑豆の種皮をむいたもの。消化も良く3つのドーシャによく、スープにすると美味しいです。
食品紹介 アスパラガス ひよこ豆
アスパラガス
アスパラギン酸が疲労回復に。アスパラギン酸はアミノ酸の一種、新陳代謝を高め体力アップ、疲労回復に効果が期待できます。穂先にあるルチンは血管を丈夫にし、利尿作用が期待できます。免疫力アップにはアスパラガスと鶏肉を組み合わせて頂きましょう。
性味:苦甘 微涼
帰経:肺脾
有効成分:VU アスパラギン酸 フラクトオリゴ糖 VA バリン アルギニン アラニン グルタチオン VC VB2 VE Ca Fe 葉酸 ルチン ルテイン クロロフィル
作用:口渇 浮腫み 免疫力アップ 降圧作用 抗真菌
ひよこ豆
たんぱく質に食物繊維を多く含み、甘くほくほくして煮込み料理やサラダにおすすめ。
性味:甘 平
帰経:脾大腸
有効成分:イソフラボン 食物繊維 Ca P Fe
作用:便秘 貧血
アーユルヴェーダとオーラルケア
アーユルヴェーダのオーラルケアについて書かせて頂きます。
1)舌磨き
アーユルヴァーダではよく行われます。専用のタングスクレーパーや大き目のスプーンを使って舌の奥から前にむかって10回。舌にたまった舌苔をとりましょう。
2)うがい
加熱処理したごま油を大さじ1を口に含み、5-10分ぶくぶくうがいしましょう。オイル感がなくなったら吐き出し軽くお湯でうがいしましょう。
※虫歯ケア、口臭予防、喉の乾燥、ほうれい線予防の効果が期待できます。
3)ハーブ、スパイスを使う
歯ブラシや指につけて歯や歯ぐきをみがく、最後にうがいをする。
●ハーブパウダー3に、岩塩1を混ぜる
●カーブ、スパイスパウダー2にココナッツオイル1を混ぜる
オーラルケアにお勧めのハーブ
●セージ:葉は歯をホワイトニング、歯ぐきをつよくすると言われている
●ペパーミント:抗菌作用で口臭予防、息すっきり、歯痛を和らげる
●シナモン:虫歯菌、口臭、口内菌の予防
●ターメリック:歯のホワイトニング、抗炎症、抗菌作用、口腔内を清潔に保つ
●クローブ:口臭をおさえ、歯肉炎などの菌の増殖を防ぐ
●インドセンダン:インドでは抗菌作用を利用し、昔は枝を歯ブラシとして使われていた
参考;MEDICAL HERB
先ほど書かせていただきましたが、
私達には体内時計があって、同じものを
食べても朝なのか、夕なのかで吸収が違うのです。
もちろん 体操をするのも午前中がよいようです。
朝は太陽にあたって、、、
私達の身体はサーカディアンリズム、体内時計に支配されています。
朝はパンにコーヒーという方も多いかもしれません。
是非 朝食には質のよいたんぱく質をしっかりとるように致しましょう。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
最新の投稿
- ハーブ2024.12.23風邪の予防 2
- 漢方薬2024.12.22虚弱で疲れやすく 動悸 ほてり 冷えなどのある方の神経質、慢性胃腸炎 夜泣きなどにお勧めの漢方 小建中湯
- ハーブ2024.12.15風邪の予防 1
- 漢方薬2024.12.13便が硬い便秘の方にお勧めの漢方 潤腸湯