日本の知恵で疲れ目を治しましょう。

ハーブ

目が重い、目の奥が痛む、目がかすむという疲れ目は頭痛や吐き気などの原因にもなります。
日頃の疲れ目予防にご紹介致しましょう。

日本茶湿布
PCなど現代の私達の目は疲れ気味です。じんわりと温かく心地よく、テアニンが穏やかに効く日本茶湿布はいかがでしょうか?日本茶を入れたらコットンなどにしみこませ、閉じた瞼の上にのせ、冷たくなったら温かいものに変えて15分くらい湿布しましょう。

目薬の木茶
メグスリノキは日本にのみ自生する木です。枝葉と樹皮は昔からお茶として飲まれてきていました。薬効は眼精疲労、目の疲労回復を早めるエピロードデンドリンが含まれています。かすみ目に特にお勧めです。麦茶、玄米茶と一緒にいただくと美味しいですね。

日本の知恵で口臭を予防しましょう

口の中にいる細菌が食べかすや唾液を分解するときに、臭いがでます。予防は口腔中の清潔が第一。今回は日頃使っている食品で口臭を予防しましょう。

緑茶うがい
緑茶の抗菌作用、消臭作用はカテキンです。カテキンが口中の細菌を減らし、歯垢を抑制し、口臭を減らしてくれます。正しい歯磨きをした後、濃いめにいれた緑茶でうがいしましょう。

アロエうがい
医者いらずと言われているアロエ、もちろん口臭予防にも使えます。口中の細菌を強力に殺菌するのはアロエシン。皮をむいたアロエをすりおろし、それで口をすすぎましょう。おろし汁には便を柔らかくする働きがあるので、お腹の弱い方はうがいだけで、飲み込まないように致しましょう。

塩うがい
日本人の歯磨きは仏教と一緒に伝えられたと言われています。そのころは歯磨きは塩でした。そして塩を原料にした歯磨き粉で歯と歯茎を守ってきました。塩の殺菌作用と唾液を分泌させる働きが口臭予防に働きます。小さじ1の塩と同量の薬用重曹を100ccのぬるま湯に溶かしてうがいしましょう。

梅酢うがい
梅酢は梅干しを作るときに自然と出てくるものです。梅酢は多くの薬効があります。クエン酸には殺菌作用と唾液を分泌させる働きがあります。8-10倍のぬるま湯で薄めうがいしましょう。

食品紹介 日本茶 メグスリノキ 梅 塩 アロエ

日本茶
動脈硬化 アンチエイジング 風邪 喉の痛み 鼻づまり 吐気 便秘 二日酔い 下痢
疲れ目 切り傷 シミ くすみ 口臭 貧血 生理痛

日本茶は緑茶と言われる煎茶、あっさりした飲み口の番茶、茶葉を炒って香ばしくした焙じ茶。江戸時代には今のような製法があったようです。カテキンは初ガンリスクを下げ、コレステロールをコントロール、殺菌、抗ウイルス作用、風邪や生活習慣病の予防につながります。またアンチエイジング力はビタミンEの50倍とも言われています。元祖健康飲料です。

●うがい  喉の痛み
●塩茶の鼻うがい 鼻づまり
●濃いお茶    二日酔い
●碁石茶     便秘
●酢茶      下痢
●日本茶湿布   疲れ目
●抹茶牛乳パック しみ くすみ
●緑茶うがい   口臭
●ゴマ塩茶    生理痛
●醤油番茶    貧血

メグスリノキ
日本原産で福島県に多く自生しています。樹皮、枝,葉を使います。江戸時代から葉を煎じて服用したり、洗眼薬として眼病予防、視力回復に使われていました。成分はβアミリン、クマリン、クエルセチン、アセロシド、アセロゲニンなど。眼科の抗炎症作用があると言われています。


下痢 疲労 滋養強壮 抗菌 防腐 消炎 風邪 吐気 頭痛 肩こり 水虫 歯痛 口臭
あらゆる毒をはねのける食材です。梅ほど私達の生活と関わり健康と関わってるものも少ないと思います。梅は三毒、食べ物、水、血液の毒を断つと言われています。梅干しを毎日食べれば腹を呼ぶと言われています。ミネラル、ビタミン、リンゴ酸、クエン酸など。梅干しはだるさ、筋肉のこわばり、疲れがとれていきます。

● 黒こげ梅干し  風邪
●梅醤番茶     吐気
●貼薬       頭痛
●梅酢温シップ   肩こり
●梅肉エキス    水虫 歯痛
●梅酢うがい    口臭


抗菌 防腐 口内炎 歯槽膿漏 鼻づまり 吐気 肩こり 歯痛 口臭 生理痛
生命維持に必要な最古の調味料
調味料、儀式などで使われていた塩、これを薬として使われてきました。塩の持つ防腐作用、抗菌作用、たんぱく凝固作用を利用しいろいろな働きがあります。歯ぐきを引き締め歯槽膿漏を予防し、口内炎を改善します。新陳代謝を促し、筋肉の興奮を鎮めます。塩分の摂り過ぎは高血圧、腎臓病などをまねきますので、量に注意しましょう。

主な働き
●鼻づまり 鼻うがい
●塩水   吐き気
●塩湯   肩こり
●焼き昆布塩 歯痛
●塩うがい  口臭
●ゴマ塩番茶 生理痛

アロエ
健胃 便秘 抗菌 あかぎれ やけど 切り傷 擦り傷 美肌 口臭
1日1かけで医者いらずと言われています。私達が薬として使われるのはキダチアロエです。明治時代には医者いらずとしていろいろに使われるようになりました。アロインやアロエエモジンが胃壁を刺激、体に無理なく吸収され、おだやかに効きます。葉の汁は軽い皮膚炎にはお勧めです。

●アロエ湿布  火傷
●アロエの皮  切り傷 擦り傷
●化粧水    美肌
●アロエうがい 口臭

           参考;日本の知恵くすりを暮らしに

わたし

今年も後少しですね。
無病息災を願ってお正月に飲む
縁起物、大福茶の起源は
平安時代の梅干し入りお茶で村上天皇の
病気が快復した事からだそうですよ。


投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事