いつも いろいろな方とお話していて、何をたべればいいのかしらと話題にはなりますが、意外と食べない方がいいものについてはあまり話されていないように思います。
食べる事によって、健康に害を及ぼすもの、食べない方がいいものもあるのです。
少しふれておきましょう。
注意した方がいい食事
1)甘い飲み物、甘い果物
私たちの生活の中では、甘い飲み物、甘い果物がたくさんあります。
これらの物は、短時間で大量の糖を取ることになり、血糖値に与える影
響が大きいのです。糖を摂りすぎて、高血糖が続くと、糖化たんぱく質
が増えるとAGEsにより細胞に問題をおこすのです。
また、急に糖が上がると、それを下げようとしてインスリンが多くで
て、低血状態になる事もあるのです。
2)白い主食
白米や食パン、うどんなどは精製されているので、ビタミン、ミネラ
ル、食物繊維を失っていて、糖質のみなのです。ですから、このような
ものばかり食べていると、カロリーはとれても、ビタミン、ミネラルな
どの栄養はなく、栄養失調になりやすいのです。
白い主食の代わりに、玄米、雑穀米、全粒粉などの物を食べるようにし
ましょう。
また、食べ方としては、野菜、みそ汁、おかず、最後に白米と食すれ
ば、糖の上昇が穏やかになります。
3)食べる時間
いつ食べても同じように消化吸収される訳ではありません。
AM;排泄の時間。身体をリセットする時間です
PM;消化力が高まって、エネルギー消費がスムーズにいく時間です。
夜;身体に脂肪をためやすい時間です。
ですから、AMはあっさりと、PMは栄養たっぷり、しっかり召し上が
って下さい、
夜は9時以降は食べないように致しましょう。
4)取っていい油 取らない方がいい油
脂質は細胞膜を作り、細胞の形や柔軟性を保つのに役割があります。ト
ランス脂肪酸は細胞膜の変形の原因となり、善玉コレステロールを減ら
し、悪玉コレステロールを増やすのです。
また、細胞を傷つけ、炎症を起こす事もあるのです。
安心してとっていい油
●オメガ3系 エゴマオイル、亜麻仁油、しそ油、青魚の油
●一価不飽和脂肪酸 オリーブオイル
●飽和脂肪酸を多く含むもの ココナッツオイル、バター
●ラードなどの牛脂、豚脂は炎症を起こすリスクは少ないでしょう。
取らない方がいいオイル
マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、植物油脂、サラダ
油など
今はあちこちで、美味しい物がたくさんあります。
人は食べたものでできているという事をしっかり頭において、何をどのよ
うに食べたら
いいのかを考えながら生活していきましょう。
それが、健康でやりたいことを思いきりできる一歩になると思います。
今日も 皆様にとって 良い一日になりますように祈っています。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
最新の投稿
- 健康管理士2025.01.18美と健康 2
- 健康管理士2025.01.13美と健康 1
- 漢方薬2025.01.10喉の傷み 腫れにお勧めの漢方 小柴胡加桔梗石膏
- 健康管理士2025.01.07早めの花粉症対策 最近読んだ本 2