2023年健康に関するNEWS

健康管理士
くぅ
くぅ

ママさん
2023年も後少しになったね。

私

本当 後1日!!!
今日と明日で今年の健康に関するNEWSを
書かせて頂きます。
新しい事は沢山あるので、あまりにも有名な事の
おさらいです。

今年の人口動向について
●日本は長寿国のイメージですが、ここ2年続けて平均寿命が短くなっているのです。2022年は男性81,05歳と0.42年短くなり、女性は87.09歳と0.49年短くなっています。
老衰やコロナ感染による死亡が増えていました。

国別の平均寿命

男性
1位    スイス     81.6歳    
2位    スウェーデン  81.3歳       
3位    オーストラリア 81.3歳 

女性
1位    日本      87.09歳
2位    韓国      86.6歳
3位    スペイン    85.5歳

●出生率が減少
2022年の出生率は770759人で、前年より40863人減少になっています。また 一人の女性(15-49歳)が生む子供の人数も1.26人で前年から0.04減少しています。 

●高齢化が進んでいます。2023年9月15日時点の65歳以上の高齢者は3623万人で減少していますが、総人口が減っているので、割合は29.1%と過去最高になりました。とくに75歳以上は2000万人を超え、80歳以上が10%を超えました。逆に15歳未満は1421万人で前年より27万人減少。総人口に占める子供の割合が11.4%になっています。
100歳以上の方は92139人で、男性10550人、女性は81589人で増加しています。都道府県別では最高は島根県、最少は埼玉県です。

● 死亡者数が戦後最多
2022年の死亡者数は1569050人で、前年より129194人減少しています。原因は老衰や循環器疾患、コロナ感染の死亡者数も多くなっていました。出生数が減少して死亡者数が増加しているので、人口はどんどん減少しています。2065年には4500万人になると見込まれていますよ。

男性の死因
1位  悪性新生物
2位  心疾患
3位  脳血管疾患
4位  老衰
5位  肺炎
6位  誤嚥性肺炎
7位  不慮の事故
8位  腎不全
9位  間質性肺炎
10位 自殺

女性の死因
1位  悪性新生物
2位  老衰
3位  心疾患
4位  脳血管疾患
5位  肺炎
6位  誤嚥性肺炎
7位  不慮の事故
8位  アルツハイマー病
9位  血管性認知症
10位 腎不全   

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国民医療費の動向
●2021年の国民医療費は45兆359億円で過去最高に。一人当たりの国民医療費も358800円と増加しています。とくに高齢化の影響が多く、後期高齢者医療保険給付は全体の34.9%。年齢別では、65歳未満では198600円に対して、65歳以上では754000円と差が大きいです。高知県や鹿児島県のような高齢化や過疎化の進む地域では負担が大きくなります。

介護保険料についてみてみましょう。40歳以上の国民が介護保険として支払うものです。高齢化の進展や介護サービス利用者の増加で財源不足、労働力不足が大きな問題になっています。2023年3月から介護保険料が0.36%値上げになりました。国民医療費を削減する方法を考えていく必要があるようです。

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21世紀における国民健康づくり運動  健康日本21
健康日本21を知っていますか?健康日本21とは、国民が主体的に取り組める新たな国民健康づくり対策として厚生労働省が決めていることです。日本に住む一人一人が健康に暮らすための目標です。今まで第一次、第二次とあり、今回は第三次になります。

第二次 2013-2023年
次の5つを軸に53項目がありました。目標達成したものは8つで15.1%。悪化したものは4つで7.5%でした。

第二次の基本方針
1)健康寿命の延伸と健康格差の縮小
2)生活習慣病の発生予防と重症化予防の徹底
3)社会生活を営むために必要な機能の維持と向上
4)健康を支え、守るための社会環境の整備
5)栄養、食生活、身体活動、運動、休養、飲酒、喫煙、歯、口腔の健康に関する生活習慣および社会環境の改善

ちなみに改善したのは、健康寿命の延長、75歳未満の癌の死亡率、血糖コントロール不良の改善、脳血管心疾患の死亡率。
逆に悪化したものは、メタボリックシンドロームの該当者、子供の肥満、睡眠不足の方の割合、生活習慣病リスクのある飲酒。

今回の第三次健康日本21について書いていきましょう。
今回は少子化、高齢化、生産人口減少、育児と仕事の両立などを踏まえた内容になっています。

第三次健康日本21
1)健康寿命の延伸、健康格差の縮小
2)個人の行動と健康状態の改善
3)社会環境の質こ向上
4)年齢に応じた健康づくり

細かい内容を覗いてみましょう。
●がんの罹患率の減少
●COPDの死亡率の減少
●果物を1日200g摂る
●食塩を1日7gにする
●骨粗しょう症の検診を15%に向上
●睡眠時間を確保している方を60%に

健康日本21(第三次)』令和6(2024)年度から開始 期間は12年間 ...

                      参考;ほすぴ

わたし
わたし

今年も
私のブログにお付き合い頂き
本当に有難うございました。
今日と明日で今年のNEWSで
気になる所をまとめてみました。
ちなみに婚姻は504930組で
昨年の501138組より増えています。
離婚は179099組で、
昨年の184384組より減っていますよ。
目標をみていて思ったのですが、もっと気楽に
できるようにしたら、行う人が増えるように思います。
スーパーなどに検診センターをおいて、受けた方に
スムージーの美味しいのを飲んで頂くなんていかがでしょうか?

健康日本21(第三次)
健康日本21(第三次)について紹介しています。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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