
痰湿とは
皆様 ごきげんよう。昨晩は大きな地震がありました。皆様は大丈夫でしたでしょうか?東日本大震災の時を思いだしました。私の家は地震の揺れと物が置いてある方向がぴったりなので、昨晩の揺れでもいくつかの物が落ちていました。対策が必要だと思わせて頂...
では 生薬について書かせて頂きます。 生薬は一つ一つ、それぞれの特徴を持っています。 始まりは中国最古の書物、神農本草経に365種類の生薬が書かれています。植物が252種、動物が67種、鉱物が46種です。 実際に試して効能を確認されたと言われています。 例えば 外見から人参の根は人の形に似ているので全身に効くのではと考えたり、赤い花の紅花は赤いので 血に効果があるのではないかと。。 また 重さも関係すると考えると、軽い生薬は持ち上げる作用、表面の邪気を除いたりする作用が、重い生薬は落ち着かせたり、熱邪をとったりする作用があります。 また部位、葉、茎、種、根などによっても異なります。 生薬(薬膳の食品も)の効果の表し方 薬性 身体を温めるか冷やすか温度に関する事を表す。 寒, 涼、平、温、熱の五性であらわされる。 熱性;寒冷症状を改善する作用が強いもの。 温性;上よりやや働きが穏やかなもの。 平性;寒熱に関係せず、広く使われる。 寒性;熱の症状を使ってよく改善するもの。 涼性;上よりやや穏やかなもの。 冷性の生薬はのぼせ、ほてり、熱邪などの症状があるとき、清熱、瀉火の作用で使います。 温熱性の生薬は冷えや寒邪の症状な改善などの散寒や補陽などの働きで使います。 帰経